clay
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
clayのコアイメージは「可塑性のある土質素材」です。水を含んだ細かい土粒子が、力を加えると自由に形を変え、しかも乾燥・焼成すると固まって形を保つ。この「外から力を加えることで形成できる素材」というイメージが核心です。だからこそ陶芸の粘土という文字通りの意味を持ちながら、比喩的に「人の性格・運命を形作る素材としての人間」(モルタルのように神・運命が形を与える対象としての肉体)という表現にも使われます。また、テニスのクレーコートのような「土」の意味や、聖書的な「塵・土くれ(人間の肉体の素材)」という用法まで広がります。形のない状態から何かに作り上げられていく、その「素材性」が本質です。
2意味一覧
-
名詞
粘土、クレイ(陶芸・建築などに使われる可塑性の高い土)
水を含んで形を自在に変えられる土質素材そのもの。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
名詞
(比喩)人の肉体、塵、土くれ(特に聖書・文学的文脈)
「神が土くれから人を形作った」という聖書の世界観から、人間の肉体そのものを「形作られた素材=clay」と呼ぶ表現。feet of clay(外見と異なる内なる弱さ)などにも使われる。 -
名詞
(スポーツ)クレーコート(テニスなどの土のコート)
コートの表面材が粘土質の土であることから。”play on clay”のように使われ、受験でも目にする文脈。
3例文
4よくある間違い・注意点
feet of clayという成句を知らないと文意を取り違える。「clay(粘土)の足」ではなく「外見の立派さとは裏腹な内なる弱点・欠点」を意味する慣用句(ダニエル書に由来)。「彼はfeet of clayを持っている」=「立派に見えても弱点がある」と覚えておくこと。
clayは常に「質感のある土素材」であり、単なる「土」一般を指すsoilやdirtとは異なる。形を自在に変えられる可塑性がclayの特徴であり、庭の土や汚れた土にはclayを使わないのが原則。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mud | 水でぬかるんだ泥・泥水のイメージが強く、「形作る素材」としての意味は薄い。どちらかと言えば「汚れ・障害」のニュアンスを持つことが多い。 |
| earth | 「大地・土壌」という広い概念。可塑性や成形性のニュアンスはなく、より一般的・哲学的な「土・地球」を指す。 |
| soil | 植物が育つ「土壌」の意味が中心。農業・生態系の文脈で使われ、陶芸や成形の素材としての意味はほとんどない。 |
対義語: rock、stone
6派生語・関連語
-
clayey
形容詞
粘土質の、粘土のような -
clay court
名詞(複合語)
クレーコート(テニスなどの土のコート)
7コロケーション
- mold clay(粘土を形作る)
- clay court(クレーコート)
- feet of clay(外見の立派さに隠れた弱点)
8確認テスト
Even the greatest leader may have feet of clay.
①リーダーは必ず粘土の足を持つべきだ
②偉大なリーダーほど足元が粘土でできている
③どれほど偉大なリーダーでも、隠れた弱点があるかもしれない
④偉大なリーダーは粘土細工が得意だ
③。feet of clayは聖書(ダニエル書)に由来する成句で、「外見は立派・偉大に見えても、内に脆弱な弱点を抱えている」ことを意味する。粘土(clay)は「外から力を加えると形を変える=もろい・不安定」という性質を持つことから、この比喩が生まれた。コアイメージ(形を与えられる柔らかな素材=もろさ)を理解していれば導き出せる問題。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。