circulate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
circulateの語根はcircle(円・輪)。「円を描くように回り続ける」というイメージが核心にある。血液が体中をぐるぐる巡る、お金や商品が社会を流通する、噂や情報が人々の間を伝わっていく——これらはすべて「閉じた系の中を休みなく回り続ける」という動きを表している。また、パーティーなどで「人々の輪の中を次々と移動する(社交的に回る)」という意味にも使われる。重要なのは「一方通行ではなく、ぐるぐると循環・拡散する」ニュアンスであり、この動きが文脈に応じて「循環・流通・伝わる・出回る」などの日本語に落とし込まれる。
2意味一覧
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動詞(自動詞)
循環する、巡る
血液・空気・水など、ある系の中を輪を描いて回り続けるイメージそのもの。「ぐるぐる巡る」が最も直接的な訳。 -
動詞(自動詞)
流通する、出回る
お金・商品・文書などが社会や組織の中を回っていくイメージ。「輪を描いて回る」が経済・社会的文脈に当てはまったもの。 -
動詞(自動詞)
伝わる、広まる
噂・情報・ウイルスなどが人々の間を次々と伝播していく様子。「輪を描いて回る」が情報の伝達に当てはまったもの。 -
動詞(他動詞)
〜を回覧する、配布する
文書などを「輪の中に乗せて回す」他動詞用法。회사や組織内でドキュメントを「回す」行為がまさにこのイメージ。 -
動詞(自動詞)
(パーティーなどで)人々の間を回る、社交的に動き回る
人の輪を次々と渡り歩くイメージ。欧米の社交場でよく使われる表現で、日本語では「(会場を)回る」が近い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「伝わる・広まる」という意味のとき、spreadと混同しやすい。circulateは「輪を描いて回り続ける・拡散する」ニュアンスがあり、情報や噂が組織・集団内を行き渡るイメージ。spreadは単純に「広がる・拡大する」であり、一方向的な広がりにも使える点が違う。
他動詞で「〜を回覧する・配布する(circulate a memo)」という用法は試験でも問われるが、見落とされがちなので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| spread | 「広がる・拡散する」という一方向的な広まりにも使えるが、circulateは「輪を描いて回る」ため閉じた系や集団内での循環・伝播ニュアンスが強い |
| distribute | 「配布する・分配する」という計画的な他動詞用法が中心。circulateの自然に「回っていく」ニュアンスとは異なり、意図的な配付行為を指す |
| flow | 「流れる」という一方向の動きを表す。circulateは必ず循環(戻ってくる)するイメージがあるが、flowは必ずしも戻ってこない |
対義語: stagnate(停滞する)、stop(止まる)
6派生語・関連語
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circulation
名詞
循環;流通;(新聞・雑誌の)発行部数
-
circular
形容詞/名詞
(形容詞)円形の、循環する;(名詞)回覧文書、チラシ -
circulatory
形容詞
循環の(the circulatory system=循環器系)
7コロケーション
- circulate a memo(メモを回覧する)
- circulate through the body(体中を循環する)
- rumors circulate(噂が広まる)
8確認テスト
“Please circulate this document to all department members before Friday.”
①この書類を金曜日までに全部署のメンバーに回覧してください。
②この書類を金曜日までに全部署のメンバーと議論してください。
③この書類を金曜日までに全部署のメンバーから回収してください。
④この書類を金曜日までに全部署のメンバーと交換してください。
①
circulateの他動詞用法「〜を回覧する・配布する」がポイント。文書を「輪の中に乗せて全員に回す」というコアイメージがそのまま職場での回覧行為に当てはまる。②〜④はdiscuss・collect・exchangeなど別の動詞の意味であり、circulateのコアイメージとは一致しない。
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