package
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
packageの根底にあるイメージは「複数のものをひとつにまとめた単位」です。物理的な「小包・荷物」はその最もわかりやすい形ですが、このコアイメージはソフトウェアの「パッケージ」、旅行や保険の「セットプラン」、政治・経済の「一括案」など広く応用されます。また動詞としては「まとめてパッケージにする」という意味になります。大切なのは「バラバラなものを意図的にひとまとめにした」という人為的な整理・集約のニュアンスです。単なる「物の集まり」ではなく、目的をもってまとめられた一単位というイメージを持つことで、さまざまな文脈の意味が自然に理解できます。
2意味一覧
-
名詞
小包、荷物
物理的にひとつにまとめて梱包されたもの。コアイメージの最も直接的な表れで、「まとめてひとつにした塊」がそのまま荷物・小包になる。 -
名詞
セット、一括プラン、パッケージ(旅行・保険・ソフトウェアなど)
複数のサービスや機能をひとまとめにした「セット商品」。「まとめてひとつにした単位」というコアイメージが抽象的な商品やサービスに拡張されたもの。 -
名詞
(政治・経済の)一括案、パッケージ案
複数の政策や条件をひとまとめにして提示する「抱き合わせの提案」。コアイメージの「まとめた単位」が交渉・合意の文脈に使われる。 -
動詞
〜を包装する、まとめて売り出す
「まとめてひとつにする」行為そのものを動詞化したもの。物理的な梱包だけでなく、情報や商品を魅力的にまとめることも指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「小包」という訳だけを覚えてしまうと、「a software package(ソフトウェアパッケージ)」「a stimulus package(景気刺激策)」など非物理的な文脈で意味を取り違える。「まとめてひとつにした単位」というコアイメージを常に意識しよう。
parcelと混同しやすい。parcelは主に郵便や宅配で送る「小包」に限定されるが、packageはそれより広く「セット・一括」の意味でも使われる点が違う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| parcel | 郵便・宅配で送る「小包」に特化しており、packageのような抽象的な「セットプラン・一括案」の意味はない。 |
| bundle | 紐などで「ざっくりまとめた束」のイメージ。packageのように整然と梱包・体系化されたニュアンスは薄く、より雑然とした集まりにも使える。 |
| deal | 「お得な取引・条件」というビジネス的ニュアンスが強い。packageは「まとめた単位」そのものを指すが、dealは交渉の結果としての「合意・条件」に重点がある。 |
対義語: individual item(個別品)、separate(バラ売り)
6派生語・関連語
-
packaging
名詞
包装(材)、パッケージング(商品の見せ方・プレゼンテーション) -
packager
名詞
包装業者、(書籍・番組などの)パッケージ制作者 -
repackage
動詞
〜を再包装する、(古いものを)新たな形でまとめ直す
7コロケーション
- package deal(抱き合わせ取引、一括契約)
- software package(ソフトウェアパッケージ)
- package tour(パッケージツアー、一括手配旅行)
8確認テスト
「The union and management finally agreed on a compensation package that includes a pay raise and extended benefits.」
① 小包
② 一括賃金案
③ 荷物の配送
④ 梱包作業
② 一括賃金案。賃上げと福利厚生の拡充という複数の条件をひとまとめにして交渉・合意した「抱き合わせの条件案」という文脈。「まとめてひとつにした単位」というコアイメージが、労使交渉の一括提案に拡張された典型例で、ここで「小包」と訳すのは完全に誤り。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。