response
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
responseのコアイメージは「外部からの刺激・呼びかけ・状況に対して、こちら側から返ってくるもの」です。語源はラテン語のrespondere(re-「返して」+ spondere「約束する・誓う」)。つまり、単なる「返事」ではなく、何かが先にあって、それに対して生まれる反応全般を指します。人間の言葉への返答はもちろん、薬への身体的な反応、市場の動向への経済的反応、緊急事態への対応措置なども含みます。「何かが先にあってこそ生まれるもの」という因果関係が常にあるのがポイントです。
2意味一覧
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名
返答、返事
相手の言葉・メッセージという刺激に対して「返ってくるもの」が言葉であるとき、「返答・返事」になります。 -
名
応答、反応
刺激が言葉とは限らず、状況・治療・環境など多様な場合にも「返ってくるもの」として使われ、「反応」と訳されます。 -
名
対応(措置)
問題や危機という刺激に対して組織・政府などが「返す」行動が、「対応・措置」です。 -
名
(宗教的な)唱和、応唱
礼拝で聖職者の呼びかけに対して会衆が「返す」声・言葉がこの意味で、responseの語源的感覚が最も直接的に表れた用法です。
3例文
4よくある間違い・注意点
replyとの混同に注意。replyは「言葉で返す」という行為に限定されますが、responseは身体的・経済的・政策的な反応など、言葉以外のあらゆる「返り」を含みます。また、replyは動詞としても使えますが、responseは名詞専用です。
「in response to〜」(〜に応じて・〜を受けて)というフレーズを丸ごと覚えておくと、長文読解で因果関係を素早く把握できます。単に「〜に対して」と訳すより「〜という刺激を受けて」というニュアンスを意識すると正確です。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reply | 言葉による返答に限定。responseより範囲が狭く、メールや質問への言語的な返しを指す。動詞としても使える。 |
| answer | 問い・問題・呼びかけへの「答え」。responseより正解や解決を意識した語で、解決策・回答という意味合いが強い。 |
| reaction | 刺激に対する自然・本能的な反応を指すことが多い。responseが能動的・意図的なニュアンスを持つのに対し、reactionはより自動的・反射的な感じが強い。 |
対義語: stimulus(刺激)、question(質問)、initiative(先手・提起)
6派生語・関連語
7コロケーション
- in response to〜(〜に応じて、〜を受けて)
- give / make a response(返答する、対応する)
- emergency response(緊急対応)
8確認テスト
The government’s response to the flood disaster was criticized as too slow.
① 政府の洪水災害への返事は遅すぎると批判された。
② 政府の洪水災害への対応は遅すぎると批判された。
③ 政府の洪水災害への反省は遅すぎると批判された。
④ 政府の洪水災害への回答は遅すぎると批判された。
② が正解。政府が「災害という刺激に対して返すもの」=具体的な行動・措置を指しており、この文脈では「対応」が最も自然。①「返事」は言語的なやりとりに限定されすぎ、③「反省」は全く別の意味、④「回答」は質問への答えというニュアンスが強く不適切。responseは言葉だけでなく行動・政策など幅広い「返り」を表せるのがポイント。
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