please
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
pleaseのコアイメージは「相手が望むことを叶える・満足させる」こと。動詞として「人を喜ばせる」のはもちろん、「please+動詞の原形」で「どうぞ〜してください」という丁寧な依頼になるのも、相手の望み(行動してもらうこと)を穏やかに引き出すというコアから来ている。また「as you please(ご自由に)」のように「自分の望み通りに」という意味でも使われる。つまりpleaseは「誰かの望み・欲求・意志を満足させる」という一本の軸で貫かれており、文脈によって喜ばせる・好む・どうぞなど様々な日本語訳が生まれる。
2意味一覧
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動詞
(人を)喜ばせる、満足させる
相手の望みや期待を満たすことで、その人がうれしい・満足した状態になること。「喜ばせる」という訳はコアの最も直接的な表れ。 -
動詞
(〜を)好む、望む
自分自身の「望み・意志」を満たす方向でpleaseが使われるケース。「do as you please(好きなようにしなさい)」のように、自分が満足できる選択をする意味合い。 -
副詞・間投詞
どうぞ、お願いします(丁寧な依頼・要求)
相手に行動してもらうことで「相手の親切心・意志を引き出す」というコアから派生。命令文を柔らかくするために添える定番表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「please」を丁寧語としか認識していない学習者が多いが、動詞としての「喜ばせる・満足させる」という用法が大学受験では頻出。「It is hard to please everyone(全員を満足させるのは難しい)」のような文で動詞と気づけないミスに注意。
「as you please」「if you please」「please yourself」など慣用表現は「好きにする・ご自由に」という意味になる。「どうぞ」と訳すと全くズレてしまうので文脈判断が必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| satisfy | satisfyは要求・条件・基準を「満たす」という客観的・機能的なニュアンスが強い。pleaseは感情的な喜びや満足感を与える主観的な色合いが濃い。 |
| delight | delightはpleaseより感情の強度が高く「大いに喜ばせる・うっとりさせる」に近い。pleaseは日常的な満足レベルから使える。 |
| gratify | gratifyは欲求や自尊心をくすぐって満足させるやや書き言葉的な表現。pleaseより改まった文体で使われることが多い。 |
対義語: displease、disappoint、dissatisfy
6派生語・関連語
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pleased
形容詞
喜んでいる、満足している
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pleasing
形容詞
(物・事が)人を喜ばせる、心地よい -
pleasant
形容詞
楽しい、愉快な、感じのよい
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pleasure
名詞
喜び、楽しみ、満足
-
pleaser
名詞
人に喜ばれることをする人(例:people pleaser=八方美人)
7コロケーション
- eager to please(喜ばせようと熱心な・人当たりのよい)
- hard to please(気難しい・なかなか満足させられない)
- please oneself(好きなようにする・自分の思い通りにする)
8確認テスト
“My new boss is very hard to please — nothing ever seems good enough for her.”
① とても喜んでいる
② なかなか満足させられない
③ お願いするのが苦手だ
④ とても礼儀正しい
② なかなか満足させられない。「hard to please」はpleaseの「満足させる」というコアと形容詞hardが組み合わさった重要コロケーション。「彼女を満足させるのは難しい=何をしても足りなさそう」というニュアンスで「気難しい上司」を表している。①はpleased(形容詞)の意味、③④はpleaseの副詞・間投詞用法を混同した誤り。
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