reply
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
replyの「re-」は「折り返し・再び」を意味する接頭辞で、「-ply」はラテン語の「plico(折る・重ねる)」から来ています。つまり「受け取ったものを折り返して返す」というイメージが根底にあります。相手の言葉・行動・攻撃など、何かを「受けた側が、それに対して打ち返す」のがreplyの本質です。だからこそ、日常会話での「返事をする」にも、議論での「反論する」にも、法律用語での「答弁する」にも使われます。answerが単に「答える」という中立的な行為であるのに対し、replyには「相手の投げかけに呼応する」という双方向のニュアンスが強くあります。
2意味一覧
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動詞
返事をする、返信する
相手からのメッセージや呼びかけを「折り返す」行為そのもの。最も基本的な用法。 -
動詞
答える、応じる
質問や主張を「受け取り、折り返して返す」こと。情報を与えるだけでなく、相手の発言に呼応するニュアンスがある。 -
動詞
反論する、応酬する
批判や攻撃を「折り返す」ことで、単なる返答を超えた反撃・応戦のニュアンスになる。 -
名詞
返事、返信、返答
「折り返した」結果として生まれるもの。in reply to〜(〜への返答として)という表現でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
reply to〜 が基本形。「reply me」とは言えず、必ず「reply to me」とtoが必要。answerは直接目的語を取れる(answer me)のとは異なる。
answerと混同しやすいが、answerは電話・ドア・質問などに広く使えるのに対し、replyは「相手の発言・メッセージ・行動に呼応する」双方向性が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| answer | 最も汎用的な「答える」。質問・電話・ドアなど幅広く使えるが、replyほど「相手に呼応する」双方向性は強くない。直接目的語を取れる点も異なる。 |
| respond | 刺激や状況に対して反応・対応するニュアンスが強い。言葉だけでなく行動での反応にも使える。replyより公式・書き言葉的な場面にも向く。 |
| retort | 口早に・鋭く言い返すニュアンスがあり、感情的な反論や皮肉を含む返しに使う。replyより攻撃的なトーン。 |
対義語: ask、question
7コロケーション
- reply to an email(メールに返信する)
- in reply to 〜(〜への返答として)
- make no reply(返事をしない)
8確認テスト
When the lawyer accused him of lying, he replied with a stack of documents proving his innocence.
① 彼は書類の山を使って問いかけに答えた
② 彼は書類の山で弁護士に問い合わせた
③ 彼は無実を証明する書類の山で応酬した
④ 彼は書類の山を受け取って返事をした
③。replyには「相手の攻撃・批判を折り返す=応酬する」というコアイメージがある。弁護士の非難(accused him of lying)という「攻撃」に対し、書類という形で「打ち返した」場面なので、「応酬した」が最も自然。①は「問いかけ」と訳すことで批判のニュアンスが消えており不自然。②・④はコアイメージを捉えていない。
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