reject
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
rejectはラテン語の「re(後ろへ)+jacere(投げる)」が語源で、「投げ返す」というイメージが根底にある。単に「断る」だけでなく、「受け取れない・受け入れられないと判断して突き返す」というニュアンスが重要。だから人間関係(求婚・申請を断る)だけでなく、移植臓器の拒絶反応や不良品の選別など、「外から来たものを内側に取り込まずに排除する」あらゆる場面で使われる。refuseが「自分の意思で断る」という能動的な拒否なのに対し、rejectは「価値なし・適合しないと評価した上で弾き返す」という判定のニュアンスが強い。
2意味一覧
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動詞
(申し出・申請・提案などを)拒絶する、断る
差し出されたものを「価値なし」と評価して押し返すイメージ。単なる断りではなく、審査・判断の結果としての拒否。 -
動詞
(候補者・応募者などを)不合格にする、採用しない
人物を評価した結果、基準を満たさないと判断して「弾く」イメージ。就職・入試・オーディションなどで頻出。 -
動詞
(体が移植臓器・物質などを)拒絶反応を起こす、受け付けない
体内に入ってきた異物を「自分のものでない」と判断して排除するのも、まさに「押し返す」コアイメージそのもの。 -
動詞
(人を)冷たくあしらう、拒絶する(感情的・人間関係的な意味で)
愛情・友情などを求める相手に対して受け入れを拒む場面でも使われ、心理的・感情的なダメージを含む強い拒絶を表す。 -
名詞(リジェクト:rídʒekt)
不良品、不合格品、はじかれたもの
「押し返された物」そのものを名詞化。アクセントが動詞と異なる点(名詞は前置き、動詞は後置き)に注意。
3例文
4よくある間違い・注意点
refuseと混同しやすいが、refuseは「自分の意思でNoと言う(申し出を受けない)」のに対し、rejectは「評価・判断の結果として不適格とみなして弾き返す」ニュアンスが強い。例えば、就職や入試の文脈ではrejectが自然だが、「友人の誘いを断る」程度の軽い文脈ではrefuseやdeclineの方が自然。
名詞形rejectのアクセントに注意。動詞はrɪdʒékt(後ろにアクセント)、名詞はrídʒekt(前にアクセント)と変わる。名詞は「不良品」「はじかれたもの」という意味で使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| refuse | 自分の意思・意志でNoと言う能動的な断り。評価・判定のプロセスは含まず、軽い日常的な断りにも使える。 |
| decline | refuseより丁寧で礼儀正しい断り方。評価や判定のニュアンスはなく、招待や申し出を穏やかに辞退する場面に使う。 |
| dismiss | 「取るに足らないものとして一蹴する」ニュアンス。考えや提案を真剣に検討する前に払いのける、やや軽蔑的な拒絶。 |
| turn down | rejectとほぼ同義だが口語的。ただし医学的拒絶反応や感情的な拒絶には使いにくく、申請・提案・誘いなどに限られる。 |
対義語: accept、approve、embrace
6派生語・関連語
-
rejection
名詞
拒絶、不採用、拒絶反応 -
rejected
形容詞
拒絶された、不採用になった -
reject
名詞(rídʒekt)
不良品、はじかれたもの、落第者
7コロケーション
- reject an application(申請を却下する)
- reject an offer(申し出を断る)
- reject a transplant(移植臓器を拒絶する)
8確認テスト
「The committee reviewed all the proposals and rejected the ones that lacked a clear budget plan.」
①提案書をすべて破棄した
②予算計画が不明確な提案を却下した
③予算のない提案を無視した
④提案をすべて断ることにした
②が正解。rejectは「審査・評価のプロセスを経て、基準を満たさないものを弾き返す」コアイメージを持つ。この文ではcommitteeが提案を精査した上で不適格なものを「却下した」という流れが自然。①の「破棄」はdiscardに近く、③の「無視」はignoreに近い。④は「すべて断った」とあるが、文中では「予算計画のないものだけ」が拒絶されている点でも不正解。
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