productivity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
productivityは「produce(産み出す)」という動詞に由来し、「invest(投入)したリソース(時間・労力・コスト)に対して、どれだけの成果・産出物を生み出せるか」という比率・能力の高さを表すコアイメージを持つ。単に「たくさん作る」のではなく、効率・効果の観点が必ず絡む点が重要。工場の製造ライン(生産性)にも、個人の仕事ぶり(生産性・能率)にも、農地の収穫力(生産力)にも使えるのは、このコアイメージが「投入→産出の比率」という普遍的な概念だからだ。文脈によって「生産性」「生産力」「能率」「効率」などと訳し分ける必要がある。
2意味一覧
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名詞
生産性・生産力(製造・農業など物理的な産出能力)
工場や農地が「投入リソースに対してどれだけの物を産み出せるか」を示す。最も字義通りのコアイメージの表れ。 -
名詞
能率・仕事の効率(個人・組織の業務における産出能力)
「時間や労力という投入に対して、どれだけの成果を出せるか」というコアイメージが、個人・チームのパフォーマンス文脈に適用された形。 -
名詞
(土地・資源などの)豊かさ・産出力
土壌や資源が「本来持っている産み出す能力の高さ」を指し、コアイメージの潜在的な産出力の側面が強調された用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「production(生産量・産出量そのもの)」と混同しやすい。productionは「どれだけ作ったか」の絶対量、productivityは「どれだけ効率よく作ったか」の比率・能力。例えば工員を増やせばproductionは上がるが、一人当たりの効率が変わらなければproductivityは変わらない。
日本語で「生産性」と訳すと製造業限定のイメージになりがちだが、英語ではオフィスワーカーの仕事効率や個人の勉強効率にも広く使われる。文脈に応じて「能率」「効率」「仕事量」などと柔軟に訳すこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| efficiency | 「無駄のなさ・ロスのなさ」に焦点を当てた効率性。productivityが「産み出す量・質の多さ」という成果側を重視するのに対し、efficiencyは「いかに無駄なく使うか」というプロセス側を重視する。 |
| output | 「産出量・成果物そのもの」を指す名詞。productivityが「産出する能力・比率」であるのに対し、outputは能力ではなく具体的な産出結果・量そのものを指す。 |
| performance | 「成果・業績・出来栄え」全般を指す広い語。productivityが「投入対産出の効率比率」という定量的ニュアンスを持つのに対し、performanceは質的評価も含む幅広い概念。 |
対義語: inefficiency、unproductiveness
6派生語・関連語
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productive
形容詞
生産的な・効率のよい・(会議・議論が)実りある
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unproductive
形容詞
非生産的な・非効率な・実りのない -
produce
動詞
産み出す・製造する・生産する
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production
名詞
生産(量)・産出・製作
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productively
副詞
生産的に・有意義に・効率よく
7コロケーション
- increase / boost productivity(生産性を高める)
- labor productivity(労働生産性)
- productivity gap(生産性の格差)
8確認テスト
“Taking short breaks throughout the day can surprisingly improve your productivity.”
① あなたの生産量
② あなたの仕事の能率
③ あなたの生産設備
④ あなたの労働時間
② あなたの仕事の能率
【解説】この文は「日中に短い休憩をとることが生産性を高める」という、個人の時間・集中力という『投入』に対してどれだけの成果を出せるか、という文脈。「生産量」は産み出した絶対量(production)のニュアンスで不適切。「生産設備」や「労働時間」は意味が全く異なる。productivityのコアイメージ「投入リソースに対する産出能力の高さ」が個人の仕事文脈に使われており、「能率」「仕事効率」が最も自然な訳となる。
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