residential
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
residentialのコアイメージは「人々が実際に生活・居住することを目的とした」というニュアンスです。語源はラテン語のresidere(留まる・住む)で、そこからresidence(住居)、resident(居住者)が生まれ、そのどちらの要素も含む形容詞がresidentialです。「商業・工業・行政」などの目的と対比して、人間が日常的に寝起きし生活を営む場・性質を指します。だから「住宅地の」「住居用の」という訳になるのです。また、寮や施設などに「住み込みで」という意味にも広がります。この「そこに実際に生活している」という点がポイントで、単に「家がある」だけでなく、生活の拠点であるというニュアンスが根底にあります。
2意味一覧
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形容詞
住宅の、住宅地の(商業・工業用途と区別した「居住専用の」)
「人が生活を営むために使われる」がコアイメージで、土地・地域・建物がその目的であることを示す。 -
形容詞
居住の、住み込みの(施設・学校などに実際に住んで生活する)
「その場所に実際に住んでいる」というコアイメージが転じて、寮制の学校や住み込みの福祉施設など「住みながら利用する」形態を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「residential area」を単に「地域」と訳してしまいがちだが、「商業地・工業地と区別された住宅専用の区画」という対比のニュアンスを忘れずに。都市計画・ゾーニングの文脈では特に重要。
「residential school / care」など施設系の文脈では「住み込みの・寄宿制の」という訳が自然で、「住宅の」と直訳すると意味が通じなくなる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| domestic | 「家庭・家族生活に関わる」という私的空間のニュアンスが強く、「対外」と対比される。residentialのような「都市計画上の区分」の意味はない。 |
| suburban | 「郊外の」という地理的位置に焦点を当てた語。住宅地であることが多いが、あくまで「都市中心部の外側」が本義。residentialは場所でなく用途・目的が本義。 |
| inhabited | 「人が住んでいる(状態)」という事実を述べる語。residentialのような「住居用に設計・区分されている」という意図・目的のニュアンスはない。 |
対義語: commercial(商業の)、industrial(工業の)、non-residential(非居住の)
6派生語・関連語
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reside
動詞
居住する、住む
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residence
名詞
住居、居住(場所・状態)
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resident
名詞・形容詞
居住者、住民;居住している
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residency
名詞
居住期間;(医師の)研修期間;(アーティストの)滞在制作
7コロケーション
- residential area / zone(住宅地区・住宅ゾーン)
- residential school / care(寄宿制学校・居住型ケア)
- residential property(住宅用不動産)
8確認テスト
「The charity runs a residential care facility for elderly people with dementia.」
① 住宅街にある高齢者施設
② 住み込みで介護を受けられる施設
③ 住宅ローンで建設された施設
④ 居住地区を担当する施設
② が正解。residential care facilityは「入居して生活しながらケアを受ける施設」を指す。この文脈では「住宅地の」ではなく「住み込み・入居型の」というコアイメージが活きている。①③④はいずれも「その場所に実際に住んで生活する」というコアを捉えられていない誤訳。
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