settler
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
settlerの根底にあるのは、動詞settleの「落ち着く・定住する」というコアイメージだ。settleは「何かがゆっくりと沈んで安定した場所に収まる」感覚を持つ。settler は「それをした人」つまり「新しい土地にやってきて、そこに生活の基盤を築いた人」を指す。単なる「移動した人(immigrantやmigrant)」ではなく、「その土地に根を張って定住した人」というニュアンスが核心。歴史的文脈では特に、先住民族がすでにいる土地に外部からやってきて入植した人々(植民者)を意味することが多く、political/historical な含意を持つことも重要。
2意味一覧
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名詞
移住者・入植者
新しい土地に移り住み(settle)、そこに定住した人。単に訪れたのではなく、生活を根付かせた人というニュアンスが含まれる。 -
名詞
開拓者(未開地・辺境を切り開いた人)
まだ整備されていない土地にやってきて腰を落ち着けた人。アメリカ西部開拓史などで頻出する語義で、「フロンティアを切り開いた人」というニュアンスになる。 -
名詞
植民者・入植者(先住民族の視点では侵略的意味合いも)
歴史・政治的文脈では、他者の土地に外部からやってきて定住した人を指し、colonistと重なる。使う文脈によっては批判的・政治的な含意を持つため注意が必要。
3例文
4よくある間違い・注意点
immigrantと混同しやすいが、immigrantは「国境を越えて移動した人」という移動の事実に焦点があるのに対し、settlerは「その土地に定住・根付いた」という定着に焦点がある。旅行者や短期滞在者はsettlerとは呼ばない。
日本語の「移民」と直訳すると意味がズレることがある。settlerは歴史的・政治的文脈では「入植者・植民者」という重い含意を持つ場合があり、文脈を無視して「移民」と訳すと本来のニュアンスを損なうことがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| colonist | colonistは「植民地(colony)に住む人」という制度・政治的な枠組みを前提とする。settlerは個人が土地に定住するという行為に焦点があり、より広い文脈で使える。 |
| pioneer | pioneerは「誰も踏み込んでいない領域を最初に切り開く人」という先駆者の意味が強く、比喩的にも使われる(a pioneer in science など)。settlerは定住・定着に焦点がある。 |
| immigrant | immigrantは「(別の国から)移ってきた人」という国境越えの移動に焦点があり、その後定住したかどうかは問わない。settlerは定住・根付きがコアである。 |
| migrant | migrantは「移動する人・出稼ぎ労働者」など、定住せず移動し続けることを含意する場合があり、settlerとはほぼ対極に位置する。 |
対義語: native、indigenous people、migrant
6派生語・関連語
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settle
動詞
定住する・落ち着く・解決する・定める
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settlement
名詞
入植地・居留地・解決・和解
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unsettled
形容詞
未解決の・落ち着かない・定住していない -
resettlement
名詞
再定住・移住
7コロケーション
- early settlers(初期の入植者・開拓者)
- European settlers(ヨーロッパからの入植者)
- settler colony(入植者植民地)
8確認テスト
“The government granted land to settlers who agreed to farm it for at least five years.”
① 旅行者
② 難民
③ 入植者
④ 観光客
③ 入植者。settlerのコアイメージは「その土地に腰を落ち着けて定住した人」であり、5年以上農業をする条件で土地を与えられた人々は、まさにその土地に根を張って生活する人々を指す。旅行者・観光客は定住しないのでコアと合わず、難民は強制移動の含意があり文脈に合わない。
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