reluctant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
reluctant の語源はラテン語の reluctari(激しく抵抗する)。re-(反対に)+ luctari(格闘する)が合わさった語で、「自分の内側から押し返す力が働いている」状態を表す。つまり、外から無理やり止められているのではなく、自分の心の中に「やりたくない・踏み出せない」という抵抗感があるイメージだ。単なる「嫌い」や「反対」ではなく、「やらなければならないとわかっていながら、気持ちがついていかない」という葛藤が核にある。だからこそ、最終的にはしぶしぶ行動することとセットで語られることが多い。
2意味一覧
-
形容詞
しぶって、気が進まない、いやいやながら
心の中に抵抗感が生じていて、行動に踏み出せない状態。「嫌だと思いながらも動かざるを得ない」という葛藤のニュアンスを含む。 -
形容詞
(承認・許可などを)なかなか与えようとしない
心の抵抗感が「認めること・許すこと」に向かっている状態。a reluctant admission(なかなか認めない告白)のように、受け入れることへの内なる抵抗を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
reluctant は必ず「行動・決断・発言」など何らかの行為に対する抵抗感を表す。be reluctant to do の形が基本で、「人が嫌いだ・物が気に入らない」という感情一般には使えない。I am reluctant to go(行くのが気乗りしない)は自然だが、I am reluctant about him(彼が嫌い)のような使い方は不自然。
hesitant(ためらっている)と混同しやすいが、hesitant は「どうすべきか迷っている・決めかねている」という不確かさが中心。reluctant は「やりたくないとわかっていながら踏み出せない」という抵抗感が中心で、方向性はすでに決まっていることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hesitant | 「迷い・不確かさ」から来るためらい。reluctant が『やりたくない』なら、hesitant は『どうしようか決めかねている』に近い。 |
| unwilling | より強く・明確に「やる気がない・拒否する意思がある」ことを表す。reluctant が心の葛藤を含むのに対し、unwilling は拒否の意志がより前面に出る。 |
| loath | 「強い嫌悪・反感」から来る気の進まなさ。reluctant より感情的な反発が強く、文語的・改まった表現。 |
対義語: eager、willing、enthusiastic
6派生語・関連語
-
reluctantly
副詞
しぶしぶ、気が進まないながらも -
reluctance
名詞
気の進まないこと、渋り(with reluctance:しぶしぶ)
7コロケーション
- be reluctant to do(〜するのが気が進まない)
- show reluctance(気乗りしない様子を見せる)
- a reluctant hero(自分を英雄と思っていない不本意な英雄)
8確認テスト
The doctor was reluctant to prescribe the medication without more tests.
① 医師はさらなる検査なしに薬を処方することを強く望んだ。
② 医師はさらなる検査なしに薬を処方することに乗り気でなかった。
③ 医師はさらなる検査なしに薬を処方することができなかった。
④ 医師はさらなる検査なしに薬を処方することを命じられた。
②
reluctant は「できない(能力・状況の問題)」でも「命じられた」でもなく、医師自身の内側にある『踏み出したくない・慎重にしたい』という抵抗感を表す。③の『できなかった』はcouldn’t に相当し、couldやpermittedの問題。①は正反対。reluctant は行動への内なる消極性なので、「気が進まなかった」「乗り気でなかった」が核心を正確につかんでいる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。