territory の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

territory

/térət`ɔːri/
【名】領土、地方、領域、区域、なわばり

重要度
15/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。

1コアイメージ

territory の核心
「境界で区切られた「自分の場所」」

territoryのコアイメージは「ある主体が支配・管理する、境界によって区切られた空間」です。ラテン語のterra(土地)を語源に持ち、「誰かのものとして認識された土地・空間」という感覚が根底にあります。国家が支配する「領土」から、動物が守る「なわばり」、営業担当者が担当する「担当区域」、さらには「(自分が得意・専門とする)領域・分野」まで、共通するのは「境界があり、誰かに帰属・管理されている空間」というイメージです。物理的な地理的空間だけでなく、知識や能力の「専門領域」という抽象的な意味にも広がります。

2意味一覧

  • 名詞
    領土・領地(国家が支配する土地)
    国家という主体が境界線で区切り、統治・管理する「自分の場所」がそのまま「領土」になる。
  • 名詞
    なわばり・縄張り(動物・集団が占有する区域)
    動物や集団が「自分のもの」として守る境界付きの空間というコアイメージが、「なわばり」として現れる。
  • 名詞
    担当区域・営業エリア(ビジネス上割り当てられた地区)
    担当者に帰属・管理される地理的空間というコアイメージが、ビジネス文脈での「担当区域」になる。
  • 名詞
    領域・分野(専門や関心が及ぶ範囲)
    物理的な土地だけでなく、知識・能力・責任など抽象的な「自分の場所」としての範囲を指す用法。「それは私の専門外だ」などで使われる。
  • 名詞
    (米国などの)準州(まだ州に昇格していない行政区域)
    国の管轄下にある境界付きの土地でありながら、正式な州ではない「中間的な支配空間」という意味で使われる。

3例文

We invaded the neighboring country’s territory.
我々は隣国の領土に侵攻した。
国家が境界で管理する物理的な「領土」という最も典型的な用法。
Male lions fiercely defend their territory from rivals.
オスのライオンはライバルから自分のなわばりを激しく守る。
動物が「自分の場所」として支配する空間。「領土」ではなく「なわばり」が自然。
Dealing with angry customers comes with the territory of working in sales.
怒った客への対応は、営業職につきものの話だ。
「その仕事の領域に当然含まれること」という抽象的用法。come with the territoryは重要表現。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「地方・地域」という意味でregionやareaと混同しがちだが、territoryは「誰かに管理・支配されている」という帰属感が必須。単なる地理的区画にはregionやareaを使う。

come with the territoryという慣用句を見落としやすい。「(その役割・仕事に)付随してくること、つきもの」という意味で、ビジネス・日常会話でよく使われる重要表現。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
region 地理的・文化的なまとまりを示す「地域」で、支配者の帰属感は薄い。territoryのような「誰かのもの」という含意はない。
domain 知識・権威・インターネットなど、主に抽象的・比喩的な「領域・ドメイン」。territoryより改まった表現で、支配の及ぶ範囲を指す点は共通。
zone 特定の目的・機能のために区切られた「地帯・区域」。danger zoneのように機能的区分を強調し、帰属・支配の意味は弱い。
turf 口語的な「なわばり」。ギャングや組織の縄張り争いなど、インフォーマルな文脈で使われ、territoryより攻撃的・口語的なニュアンスがある。

対義語: open sea(公海)、no-man’s land(無人地帯・中立地帯)

6派生語・関連語

  • territorial
    形容詞
    領土の、縄張り意識の強い(territorial dispute: 領土紛争)

  • territorially
    副詞
    領土的に、縄張りの観点で

  • terra
    名詞(語根)
    土地・大地(terrestrial「地球の」などの共通語根)

7コロケーション

  • invade / enter territory(領土に侵攻する/踏み込む)
  • defend / protect one’s territory(なわばり・領土を守る)
  • come with the territory(その役割につきものである)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。

“As a manager, dealing with conflicts between team members is just part of the territory.”

① チームメンバー間の衝突に対処することは、マネージャーの担当区域の一部にすぎない。
② チームメンバー間の衝突に対処することは、マネージャーならではの縄張り争いだ。
③ チームメンバー間の衝突に対処することは、マネージャーという役割につきものだ。
④ チームメンバー間の衝突に対処することは、マネージャーの領土を守ることになる。

▶ クリックして解答を表示
正解は③。「come with / be part of the territory」は「(その立場・役割に)当然伴うこと、つきものである」という慣用表現。物理的な「領土・区域」ではなく、「その役割の範疇(コアイメージ:その立場に帰属する空間・責任範囲)」を指している。①は直訳的すぎて意味が通らず、②④はコアイメージを誤った文脈で当てはめている。


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