consent
【動】同意する、承諾する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
consentはラテン語のcon-(共に)+ sentire(感じる)に由来する。つまり「気持ちが一致する」「相手と心が同じ方向を向く」がコアイメージ。単なる「しぶしぶ許可する」ではなく、内側から湧き出た意志として相手の意向に「同調する・認める」という感覚だ。だから法律・医療・契約の場面で多用される。「強制なく自分の意志で認める」というニュアンスが非常に重要で、特に現代英語では性的同意(sexual consent)など、当事者の自由意志を強調する場面で頻出する。「agree(合意する)」より正式かつ倫理的重みが大きいのもこのコアから来ている。
2意味一覧
-
名詞
同意、承諾、(自由意志に基づく)許可
心が同じ方向を向いた状態そのもの。強制や圧力がなく、自分の意志で「認める」という結果を表す名詞形。 -
動詞
同意する、承諾する
「心を相手の方向に向ける」という能動的な行為。consent to do / consent to+名詞の形で使われることが多い。 -
名詞(転じて)
合意、(社会・集団的な)承認
個人の承諾が集まって形成される「社会的合意」へと広がる用法。「by common consent(一般的合意により)」のように集団レベルでの意味にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「agree」と混同しがちだが、consentはより正式・法的な文脈で使われ、かつ「自由意志・倫理的重み」を伴う。日常会話で「いいよ」と言う場合にはagreeやsureが自然で、consentを使うと堅苦しい。
動詞で使う際は「consent to+名詞/動名詞」が基本形。×consent doing ではなく ○consent to doing(もしくはconsent to do)と覚えること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| agree | 最も一般的な「賛成・合意」。日常的な文脈から使えるが、consentほどの倫理的・法的重みはない。 |
| approval | 「承認・賛意」。上位者が下位者の行為を認める「お墨付き」のニュアンスが強く、権力の非対称性が含まれやすい。 |
| assent | consentとほぼ同義だが、やや書き言葉的・法律的。能動的に「うなずく・賛同する」という意味合いが強い。 |
| permission | 「許可」。上位者が下位者に対して「してよい」と認める方向性が明確で、対等な立場より上下関係が前提になりやすい。 |
対義語: refusal、objection、dissent
6派生語・関連語
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consent
動詞
同意する、承諾する
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consensual
形容詞
合意に基づく、相互同意の -
consensus
名詞
(集団全体の)コンセンサス、総意、大方の合意
-
dissent
名詞・動詞
異議、反対意見(dis-=反対方向に心が向く)
7コロケーション
- give (one’s) consent(同意を与える・承諾する)
- informed consent(インフォームドコンセント・十分な説明に基づく同意)
- age of consent(性的同意年齢)
8確認テスト
“The patient refused to give informed consent before the operation.”
① 患者は手術前に十分な情報を提供することを拒否した。
② 患者は手術前に説明を受けた上での同意を与えることを拒否した。
③ 患者は手術前に医師の同意を求めることを拒否した。
④ 患者は手術前に治療情報を同意書に記入することを拒否した。
② が正解。informed consent(インフォームドコンセント)は「医師から十分な説明を受けた上で、患者が自由意志で行う同意」という医療倫理の重要概念。consentのコアイメージ「強制なく自分の意志で心を向ける」が生きており、主体はあくまで「患者」が自ら同意を与えること。①は主語が逆、③④は文意が大きくズレている。
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