nod
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
nodのコアイメージは「頭を一度、前にすっと下げる(または繰り返し上下させる)動き」です。この身体的な動作が様々な意味を生み出します。「うなずく・同意する」は、相手の言葉を受けて頭を下げる動作。「会釈する」は挨拶として軽く頭を傾ける動作。「うとうとする」は眠気で頭がカクンと前に落ちる動作。そして「(花や木が)揺らぐ」は風に押されてゆっくり頭(先端)が傾く動作です。すべて「コントロールがゆるんで頭・先端が前に傾く」という一本の感覚的イメージでつながっています。文脈に応じて「同意」「挨拶」「眠気」「揺れ」と使い分けるのがポイントです。
2意味一覧
-
動詞
うなずく、同意・承認を示す
相手の言葉を肯定する際に頭を前に傾ける動作そのもの。日本のうなずき文化と重なる、最も基本的な意味。 -
動詞
会釈する、軽く頭を下げて挨拶する
挨拶として軽く頭を前に傾ける動作。大きく頭を下げるbowと異なり、軽くすっと傾ける程度のニュアンス。 -
動詞
うとうとする、居眠りする
眠気で頭が制御を失い前にカクンと落ちる動作から。nod offという形でよく使われる。 -
動詞
(花・草木などが)揺れる、なびく
風を受けて花や枝の先端が前後にゆっくり傾く様子が、頭を傾けるイメージと重なる。詩的・文学的な表現でよく登場する。 -
動詞
(合図として)頷いて示す・指示する
「あっちへ行け」「あれを見ろ」など、頭の動きだけで方向や意図を伝える動作。nod toward/at ~の形で使われる。 -
名詞
うなずき、会釈
動詞の動作そのものを名詞化したもの。give a nod(うなずく)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
nod は必ずしも「賛成」だけを意味しない。文脈によっては、単に「聞いている・理解した」という合図(acknowledgment)としてのうなずきであり、同意(agreement)とは区別される場合がある。nod in agreement のように明示することもある。
「大きくお辞儀する」はbowを使う。nodはあくまで軽く頭を傾ける程度の動作であり、日本的な深いお辞儀はbowが適切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bow | 上半身ごと前に傾ける、より敬意の深いお辞儀。nodが「軽く頭だけ」傾けるのに対し、bowはより大きく体全体が動く。 |
| beckon | 手や指のジェスチャーで「こちらに来い」と呼ぶ動作。nodが頭の動きで合図するのに対し、beckonは手の動き。 |
| doze | うとうとする・浅い眠りに入る状態を指す。nodが「頭がカクンとなる瞬間的な動作」なのに対し、dozeはその状態が続く様子に焦点を当てる。 |
対義語: shake one’s head、disagree
6派生語・関連語
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nod off
句動詞
うとうとして眠りにつく、居眠りする -
nodding
形容詞・動名詞
うなずいている;(a nodding acquaintance で)顔見知りである、表面的な知識がある -
nod
名詞
うなずき、会釈;(give a nod to ~で)~に承認・認知を与える
7コロケーション
- nod in agreement(同意してうなずく)
- nod off(うとうとする、居眠りする)
- give a nod to ~(~を認める、~に敬意を示す)
8確認テスト
‘The professor nodded toward the back of the room, and we all turned to see a guest speaker walking in.’
① うとうとした
② 後ろを向いてお辞儀した
③ 部屋の後方に向かって顎をしゃくった
④ 大きくうなずいて同意した
③。nodには「頭の動きで方向や意図を示す」という使い方がある。ここでは同意でもなく眠気でもなく、教授が頭を後方に向けてジェスチャーすることで「あちらを見て」と合図している場面。nod toward ~で「~の方に顎をしゃくる・目配せする」というニュアンスになる。
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