publicize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
publicize は「public(公の・大衆の)」+「-ize(〜化する)」から成る語で、コアイメージは「プライベートな情報や出来事を、公衆の知るところにする」こと。単に事実を述べるのではなく、意図的・積極的に「広める・知らしめる」というニュアンスが伴う。ビジネスや広報の文脈では「宣伝・告知する」という意味に、政治・社会問題の文脈では「問題を世間に公表・暴露する」という意味になる。どちらも根底には「意図的に可視性を高める」動きがある。私生活を「公にしたくない」という文脈では、このコアイメージが逆説的に浮かび上がる。
2意味一覧
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動詞
(情報・出来事などを)公表する・世間に知らしめる
プライベートだった情報を「public(公)の領域」に移動させるイメージ。意図的な開示行為であることが強調される。 -
動詞
(商品・イベントなどを)宣伝する・広報する
商品やイベントを「大衆の目に届くよう積極的に広める」行為。PRや告知活動に相当し、マーケティングの文脈でよく使われる。 -
動詞
(問題・不正などを)世間に訴える・社会的に注目させる
見落とされがちな用法で、社会問題や不正を「公衆の目」に意図的にさらすこと。「問題提起」のニュアンスを持つ場合がある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「publish(出版する・発表する)」と混同しやすいが、publish は主に書面・正式な形での発表を指すのに対し、publicize は「広く周知させる・PRする」意図的な行為全般を指す。雑誌に記事を掲載するのは publish、その記事の存在をSNSで広めるのは publicize に近い。
「宣伝する」という日本語訳から advertise と同じ意味と思いがちだが、advertise は主に商業的な広告活動に限られる。publicize はより広く「公に知らしめる」行為全般に使えるため、社会問題や個人情報の公開にも使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| advertise | 主に商業目的の広告・宣伝に限定される。publicize より商業色が強く、社会問題の「公表」には使いにくい。 |
| promote | 「好意的に売り込む・後押しする」ニュアンスが強く、宣伝対象をより良く見せる意図が伴う。publicize は中立的に「広める」だけでも使える。 |
| announce | 「正式に発表する」という一度限りの公式通知のイメージ。publicize は継続的・積極的に「広める」行為を指すことが多い。 |
| disclose | 「(隠されていた情報を)明かす・開示する」のニュアンスで、秘密や内部情報の暴露に近い。publicize より告発・暴露のニュアンスが強い。 |
対義語: conceal、suppress、keep secret
6派生語・関連語
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public
形容詞・名詞
公の・公共の/大衆・世間
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publicity
名詞
世間の注目・宣伝・パブリシティ(広報活動の結果として得られる知名度や注目)
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publicist
名詞
広報担当者・PRエージェント -
publicly
副詞
公に・人前で・公式に
7コロケーション
- publicize a campaign(キャンペーンを宣伝する)
- publicize one’s views(自分の意見を世間に広める)
- widely publicized(広く知られた・大々的に宣伝された)
8確認テスト
“The NGO worked tirelessly to publicize the human rights violations occurring in the region.”
① その地域で起きている人権侵害を出版した
② その地域で起きている人権侵害を世間に訴えた
③ その地域で起きている人権侵害を発明した
④ その地域で起きている人権侵害を取り締まった
② 「世間に訴えた」が正解。publicize のコアイメージは「非公開の事柄を意図的に公衆の目にさらす」こと。社会問題を「広く知らしめる・可視化する」文脈では、単なる「宣伝する」ではなく「世間に訴える・社会的に注目させる」と訳すのが最も自然。①の「出版する」は publish との混同。
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