cluster
【動】群がる、群がらせる、密集する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
clusterのコアイメージは「同種のものが自然な引力によって寄り集まり、ひとつの塊を形成している状態」です。バラバラに散らばっていたものが無理なく凝集している様子を表します。ブドウの房(a cluster of grapes)を思い浮かべるとわかりやすく、粒々が自然にひとつの塊を作っている状態です。groupやgatherとの違いは「自然発生的・有機的な密集」にあり、人為的に集められた集団よりも、何らかの共通点や引力によって引き寄せられた集まりを指します。星の集団(star cluster)、住宅地(housing cluster)、爆弾(cluster bomb)にも使われ、「同質のものが密集して塊を作る」という根底のイメージが一貫しています。
2意味一覧
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名詞
(同種のものの)集まり・群れ・房
同種のものが自然に寄り集まってできた塊というコアイメージそのもの。ブドウの房や星団のように、個が密集してひとつの塊を形成している状態を指す。 -
動詞
群がる・密集する・(自然に)集まる
バラバラな個体が引き寄せられてcluster(塊)の状態になるプロセスを動詞化したもの。自然な引力による集まりというニュアンスが動詞でも保たれている。 -
名詞
(言語学)子音連続・クラスター
「str-」「bl-」のように複数の子音が連続して塊をなす現象も、同種のものが密集するコアイメージから自然に派生した用法。入試長文・言語学文脈で登場することがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
gatherやgroupと混同しがち。gatherは「意図的に集める・集まる」、groupは「グループという単位に分ける・まとめる」というニュアンスが強いのに対し、clusterは「自然な引力や共通性によって密集する」点が特徴。人が能動的に集合する場面ではgatherの方が自然なことが多い。
cluster bombのように「集束爆弾」という意味でも登場するが、これも「小型爆弾の塊」というコアイメージからの派生であり、難関大の長文(安全保障・国際問題系)で見落とされやすい。文脈で判断できるようにしておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| group | 人や物を意図的に区分した「グループ・集団」。clusterのような「自然な密集・有機的な塊」のニュアンスは弱い。 |
| bunch | 花束・房など物理的な塊に使うことが多く、口語的。clusterより日常的だが、科学・学術文脈ではclusterが好まれる。 |
| swarm | 虫・人など大量のものが動き回りながら群がる状態。clusterより「動的・混乱した群れ」のイメージが強い。 |
| congregation | 礼拝のために集まった会衆など、目的を持って集まった人の集団。clusterの自然発生的ニュアンスとは異なる。 |
対義語: scatter(散らばる)、disperse(分散する)、spread out(広がる)
6派生語・関連語
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clustered
形容詞
密集した・群がった -
clustering
名詞・動名詞
集積・クラスタリング(データ分析で同質なものをグループ化する手法としてIT分野でも頻出)
7コロケーション
- a cluster of stars(星団)/a cluster of houses(住宅群)
- cluster around~(〜の周りに群がる)
- cluster bomb(集束爆弾)
8確認テスト
“Reporters clustered outside the courthouse, waiting for the verdict.”
① 記者たちは裁判所の外に整列した
② 記者たちは裁判所の外にわらわらと群がった
③ 記者たちは裁判所の外に招集された
④ 記者たちは裁判所の外に追い払われた
②が正解。clusterは「自然な引力・関心によって自発的に密集する」ニュアンスを持つ。評決を待つ記者たちが自然とその場に集まった様子を表しており、「整列した(①)」のような秩序ある集合や「招集された(③)」のような受動的な集合とは異なる。「わらわらと群がった」がコアイメージを最もよく反映している。
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