circulation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
circulationの語源はラテン語のcirculus(円)。「円を描くように回り続ける」というのがコアイメージだ。血液が心臓→全身→心臓と巡り続けるのも、お金や情報が社会の中で人から人へ渡り続けるのも、すべて「ものが途切れずにぐるぐる回っている状態」を指す。新聞や雑誌の「発行部数」という意味もあるが、これは紙媒体が社会全体に行き渡り「出回っている数」という発想から来ている。つまりどの文脈でも、単に動いているのではなく「輪を描いて継続的に巡っている」というニュアンスが根底にある。
2意味一覧
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名詞
(血液・空気・水などの)循環
血液や空気が体内・空間の中でぐるぐると回り続ける状態そのものを指す。コアイメージが最も直接的に現れた用法。 -
名詞
(お金・情報・商品などの)流通、普及
お金や物が社会という大きな「輪」の中を渡り歩き続けるイメージ。「out of circulation(流通していない)」のような表現でも使われる。 -
名詞
(新聞・雑誌の)発行部数
社会全体に「出回っている」部数という発想。どれだけ広く行き渡っているかを数値で表したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「circulation」と「flow」は混同しやすいが、flowは「一方向への流れ」を意味するのに対し、circulationは「ぐるぐると巡り戻る循環」を含む。blood flowは血液が流れること全般、blood circulationは心臓を起点に巡り戻るサイクル全体を指す。
「発行部数」の意味を見落としやすい。ニュースや広告分野の文脈でa magazine with a circulation of one million(発行部数100万部の雑誌)のように使われることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| flow | 一方向への「流れ」を指し、循環(戻ってくること)のニュアンスは薄い。川の流れなど直線的な動きにも使う。 |
| distribution | 「配布・配給・分配」を意味し、中心から外へ広がる一方向のイメージが強い。circulationのような「巡り回る」感覚は少ない。 |
| diffusion | 気体や液体が広がる「拡散」のイメージ。自然に広がるニュアンスが強く、意図的な循環の仕組みを表すcirculationとは異なる。 |
対義語: stagnation(停滞)、blockage(閉塞)
6派生語・関連語
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circulate
動詞
循環する、流通する、(情報などを)広める
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circular
形容詞・名詞
(形容詞)円形の、循環的な/(名詞)回覧、回状 -
circulatory
形容詞
循環の(circulatory system:循環器系) -
circle
名詞・動詞
(名詞)円、(動詞)円を描いて動く
7コロケーション
- blood circulation(血液循環)
- in circulation / out of circulation(流通している/していない)
- circulation figures(発行部数)
8確認テスト
“The magazine’s circulation has dropped significantly due to the rise of online media.”
① 雑誌の循環はオンラインメディアの台頭により大きく落ち込んだ。
② 雑誌の流通網はオンラインメディアの台頭により大きく混乱した。
③ 雑誌の発行部数はオンラインメディアの台頭により大きく落ち込んだ。
④ 雑誌の購読料はオンラインメディアの台頭により大きく下がった。
③が正解。この文脈では circulation は「(雑誌の)発行部数」を意味する。オンラインメディアの普及で印刷媒体が社会に『出回る数』が減った、というコアイメージの応用。①は「循環」という字義通りの誤訳、②は流通網の混乱という過剰解釈、④はまったく別の意味(price)に引きずられた誤り。
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