cruel の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

cruel

/krúːəl/
【形】残酷な、冷酷な、無慈悲な

重要度
18/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。

1コアイメージ

cruel の核心
「苦しみを意に介さない」

cruelのコアイメージは「他者の痛みや苦しみを無視・無視するどころか、むしろそれを引き起こすことをいとわない態度」です。単に「怖い」「厳しい」とは違い、相手が苦しんでいると知りながら、あるいはそれを承知の上で行動する冷淡さが本質にあります。人に対してだけでなく、「cruel fate(残酷な運命)」「cruel winter(厳しい冬)」のように自然現象や状況が容赦なく苦しみをもたらす場合にも使われます。これは「苦しみを与えることへの無配慮・無情さ」というコアイメージが、行為者が人間であるかどうかを問わず適用されるためです。

2意味一覧

  • 形容詞
    残酷な、冷酷な、無慈悲な
    他者の苦しみを意に介さず傷つける態度を指す最も典型的な用法。意図的に苦痛を与える行為や人物に使われる。
  • 形容詞
    (状況・運命などが)過酷な、容赦ない
    人間の行為だけでなく、状況や自然が苦しみをもたらすときにも「配慮なく苦痛を与える」というコアイメージが当てはまる。「cruel twist of fate(残酷な運命のいたずら)」などが典型例。
  • 形容詞
    (言葉・発言が)辛辣な、心ない
    言葉が相手の感情を傷つけることを意に介さない場合にも使われる。「a cruel remark(心ない発言)」のように、物理的暴力でなく精神的苦痛を与える場面でも成立する。

3例文

That’s a cruel and extreme punishment.
あれは残酷で極端な刑罰だ。
意図的に苦痛を与える行為へのcruelの典型的な用法
It was cruel of him to say that to her.
彼女にそんなことを言うなんて、彼はひどい人だ。
言葉で相手を傷つける場面では「ひどい・心ない」と訳すと自然
Life can be cruel sometimes.
人生は時として容赦がない。
状況・運命に使うと「容赦ない・過酷な」というニュアンスになる

4よくある間違い・注意点

ここに注意

cruelは「怒り」や「厳しさ」を意味するstrictやharshとは異なります。strictは規律正しさ、harshは厳しさを表しますが、cruelは特に「相手の苦しみを意に介さない、あるいは苦しみを与えることを楽しむ」ニュアンスが含まれます。「厳しい先生」はa strict teacherであり、a cruel teacherとすると「生徒を苦しめることをいとわない残酷な先生」という強い意味になります。

cruel toとcruel forの使い分けに注意。「It is cruel of him to do …(〜するなんて彼はひどい)」は行為者の性質を批判するのに対し、「It is cruel for animals to be caged(動物が檻に入れられるのはかわいそうだ)」のように状況の過酷さを述べる場合にはfor+意味上の主語を使います。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
brutal 物理的・野蛮な暴力に重点が置かれる。cruelよりも直接的・衝動的な残忍さを強調し、精神的苦痛よりも肉体的暴力に使われることが多い。
merciless 「慈悲・容赦がない」ことに焦点。cruelが苦しみを与える積極性を含むのに対し、mercilessは相手が許しを求めても一切応じない冷淡さを強調する。
heartless 「心がない、共感能力がない」ことを表す。cruelが意図的に苦痛を与えるニュアンスを持つのに対し、heartlessは感情・思いやりそのものが欠如している印象。
vicious 悪意・敵意を伴う攻撃性を強調する。cruelより能動的で攻撃的なニュアンスが強く、動物や人の暴力的行為に使われることが多い。

対義語: kind、compassionate、merciful、gentle

6派生語・関連語

  • cruelly
    副詞
    残酷に、冷酷に、容赦なく

  • cruelty
    名詞
    残酷さ、冷酷さ、無慈悲な行為

  • cruelness
    名詞
    残酷さ(crueltyより口語的・稀な形)

7コロケーション

  • cruel punishment(残酷な刑罰)
  • cruel joke(残酷な冗談・悪質ないたずら)
  • cruel twist of fate(残酷な運命のいたずら)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然な日本語訳はどれですか?

“The cold winter was cruel to the homeless people living on the streets.”

① 冬の寒さは路上で生活するホームレスの人々に対して残忍だった。
② 冬の寒さは路上で生活するホームレスの人々に容赦なかった。
③ 冬の寒さは路上で生活するホームレスの人々をいじめた。
④ 冬の寒さは路上で生活するホームレスの人々に怒りをぶつけた。

▶ クリックして解答を表示
② 「冬の寒さは〜に容赦なかった」が最も自然。cruelは人間だけでなく自然現象や状況にも使えるため、「残忍」(①)や「いじめた」(③)「怒りをぶつけた」(④)のような人格的行為を表す訳は不自然。「苦しみを与えることへの無配慮・容赦のなさ」というコアイメージを状況に当てはめると「容赦なかった」「過酷だった」が最も適切な日本語になります。


VENN4000 書影

23冊の英単語帳を1冊に。

「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *