display
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
displayのコアイメージは「折り畳まれたものを広げ、外から見えるように提示する」こと。語源はラテン語の「dis-(バラバラに)+plicare(折る)」で、「折りたたんだものを開いて見せる」が原義。だから、服を棚に「陳列する」も、才能を「発揮する」(内に秘めていた能力を外に広げて見せる)も、感情を「あらわにする」も、画面に「表示する」も、すべて同じ一つのイメージから生まれている。意図的に・積極的に外に向けて見せるという能動的なニュアンスが常に根底にある。
2意味一覧
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動
展示する、陳列する
商品や作品を「広げて外から見えるようにする」行為そのもの。shopやmuseumなど、見せることを目的とした文脈で使われる。 -
動
(能力・感情などを)発揮する、あらわにする
内に秘めた能力や感情を「外に広げて見せる」こと。talentやemotionなど抽象的なものが目的語になるとこの訳が自然になる。 -
動
(画面・掲示板に)表示する
デジタル画面や掲示板の上に情報を「見えるよう広げて示す」現代的な用法。「display」という名詞でモニター自体を指すのも同じイメージから。 -
名
展示(物)、ディスプレイ、(感情などの)表出
「広げて見せること・見せたもの」がそのまま名詞化した形。a display of fireworks(花火の演出)のように「見せ物」全般を指せる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「展示する」という訳に引きずられ、感情・能力・データが目的語のときに訳せなくなる人が多い。「広げて外に見せる」というコアイメージを持っていれば、目的語が何であれ文脈に合う日本語訳を自然に選べるようになる。
showとの混同に注意。showは「指差して注意を向けさせる」ニュアンスで、より日常的・カジュアル。displayは意図的・計画的に「広げて見せる」ため、より改まった・視覚的インパクトを意図した文脈で使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| show | 最も汎用的な「見せる」。日常会話レベルで使われ、意図や演出の度合いはdisplayより低い。 |
| exhibit | 公式な場(美術館・博覧会など)で正式に「展示する」ニュアンスが強く、displayよりフォーマル。 |
| demonstrate | 「実際に見せて証明する・実演する」ことに重点。見せること自体よりも、機能や方法を示すことが目的。 |
| reveal | 「隠れていたものを明らかにする」ニュアンスで、意図的に見せるというより「暴露・発覚」のニュアンスを含む。 |
対義語: conceal、hide
6派生語・関連語
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display
名
展示(物)、表示、(感情などの)表出
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on display
熟語
展示中で、陳列されて
7コロケーション
- display emotion(感情をあらわにする)
- on display(展示されて)
- display a message(メッセージを表示する)
8確認テスト
The athlete displayed an incredible level of determination throughout the match.
① その選手は試合中、信じられないほどの決意を【展示した】。
② その選手は試合中、信じられないほどの決意を【見せびらかした】。
③ その選手は試合中、信じられないほどの決意を【見せつけた・発揮した】。
④ その選手は試合中、信じられないほどの決意を【表示した】。
③
「determination(決意)」という抽象的な資質が目的語のため、「展示」や「表示」では不自然。displayのコアイメージ「内にあるものを外に広げて見せる」から、能力・資質を「発揮する・体現する」という訳が最も適切。②の「見せびらかした」はshow offのニュアンスで否定的すぎるため不正解。
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