genuine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
genuineの語源はラテン語の「genu(膝)」にあり、古代ローマでは父親が生まれた子を膝の上に乗せることで「自分の子として認める」習慣があったとされています。そこから「正真正銘の、本来のものである」というコアイメージが生まれました。人工的・偽物・見せかけが一切ない「ありのままの本来の姿」というニュアンスが核心です。モノに使えば「本物の(偽物でない)」、人の感情や態度に使えば「心からの・偽りのない」、人の性格に使えば「誠実な・純粋な」と訳が変わりますが、すべて「飾りや嘘のない本来の姿」という一点でつながっています。
2意味一覧
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形容詞
本物の、純正の(偽物でない)
モノが「本来あるべき姿のまま」であることを示す。偽造品・模造品・まがい物との対比で使われる。 -
形容詞
心からの、誠実な(感情・態度が本物の)
感情や態度に「混じりけのない本来の姿」を当てはめると、演技や社交辞令でない「真の気持ち」という意味になる。 -
形容詞
(性格が)率直で飾り気のない、素直な
人物そのものが「ありのまま」であること。a genuine personのように人を直接修飾する用法で、裏表のない人柄を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「genuine=純粋な」と丸暗記すると、モノへの用法(a genuine leather bag:本革のバッグ)で意味が取れなくなる。「本物の・偽りのない」というコアイメージから文脈ごとに訳を導こう。
realとの混同に注意。realは「存在・事実として本当に」という客観的事実の強調(a real diamond)、genuineは「本来のものと同一である・偽りがない」という真正性の確認(a genuine diamond vs. a fake)。感情に使う場合、real feelingは「本当にある感情」、genuine feelingは「飾りのない・演技でない感情」というニュアンスの差がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| authentic | 「権威ある出所・基準に照らして正真正銘」というニュアンスが強く、文書・芸術品・文化の真正性に使われやすい。genuineより格式張った語。 |
| real | 「実際に存在する・事実である」という客観的な実在性を強調する。genuineの「偽りのない・本来の姿のまま」という真正性の意味合いよりも広い。 |
| sincere | 主に感情・態度・人柄に限定して使う語で「誠実な・真剣な」。genuineがモノにも使える汎用語なのに対し、sinceれは人の内面に絞られる。 |
| legitimate | 「法的・規則的に正当な」という意味合いが強く、権利・権限・手続きの正当性を問う場面で使われる。genuineの「偽物でない」とは焦点が異なる。 |
対義語: fake、counterfeit、artificial、insincere
6派生語・関連語
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genuinely
副詞
本当に、心から、純粋に(I’m genuinely sorry. /本当に申し訳なく思っています) -
genuineness
名詞
真正性、本物であること、誠実さ
7コロケーション
- genuine leather(本革)
- genuine concern / interest(本物の・心からの懸念/関心)
- a genuine smile(作り笑いでない、本物の笑顔)
8確認テスト
“I was surprised by his genuine interest in my research — he asked really thoughtful questions.”
①偽りのない ②正式な ③珍しい ④控えめな
① 偽りのない(または「本物の」「心からの」)。彼が研究に示した関心が「演技や社交辞令でなく、ありのままの本物の興味」であったことを表している。「本当に気の利いた質問をしてきた」という補足がその証拠として機能しており、「飾りのない本来の姿」というgenuineのコアイメージが感情・態度の文脈で現れた典型例。
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