inhabitant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
inhabitantは動詞inhabitから派生した語で、inhabitは「in(中に)+habit(持続的に居る)」が語源。habitには「習慣」の意味があるように、単なる一時滞在ではなく、「継続的・定住的にそこに存在している」というイメージが核心にある。人間だけでなく、動物や生物がある場所に根付いて生きていることも指せる。「住人」と訳すと人間限定のイメージになりがちだが、「生息者・居住者」として生物全般に使える点が特徴的。ある場所がその存在にとって生活の基盤となっている、という継続的な結びつきを表す語と理解しよう。
2意味一覧
-
名詞
住人、居住者(人間)
都市や地域に継続的に根を張って生活している人を指す。一時的な旅行者や訪問者とは異なり、恒常的にそこを生活の場としている点がポイント。 -
名詞
生息する動物・生物
人間以外の生物がある環境(森・海・砂漠など)に継続的に根付いて存在している場合にも使われる。「その場所を居場所にしている生き物」というコアイメージがそのまま当てはまる。 -
名詞
(架空の場所の)住民・住人
SF・ファンタジーなどで惑星や異世界に継続的に存在する者にも使われる。「根付いて生きているもの」というコアが場所を問わず機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「住人」と覚えると人間限定のイメージになりがちだが、inhabitantは動物や生物一般にも使える。試験では「inhabitants of the forest(森の生き物たち)」のような文脈も出るので注意。
residentと混同しやすい。residentは法的・行政的な登録概念(住民票・在住者)に近いニュアンスがあるのに対し、inhabitantはより広く「実際にそこを生活・生存の場にしている者」を指し、行政的な登録の有無を問わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| resident | 法的・行政的な意味合いが強く、正式に登録・認められた居住者を指すことが多い。人間にほぼ限定される。 |
| dweller | 「住まう者」という文学的・詩的なニュアンスが強い。city dweller(都会の住人)のように特定の環境に生きる者を情感を込めて表すことが多い。 |
| occupant | 「現在その場所を占有している者」という物理的・一時的なニュアンスがあり、定住性よりも「今そこにいる」事実を強調する。 |
| native | その土地に生まれ育った者という出自のニュアンスが強く、外から移住してきた居住者は含まない点でinhabitantより狭い。 |
対義語: visitor、tourist、outsider
6派生語・関連語
-
inhabit
動詞
(場所に)住む、生息する
-
inhabitable
形容詞
居住可能な(=habitable) -
uninhabited
形容詞
無人の、人が住んでいない -
habitat
名詞
(生物の)生息地、生育環境
7コロケーション
- local inhabitants(地元の住民)
- inhabitants of the island / city / region(島・都市・地域の住人)
- native inhabitants(土着の住民・固有の生物)
8確認テスト
“The deep-sea inhabitants of this trench have never been studied by humans.”
①この海溝の深海探検家たちは人類にまだ研究されたことがない。
②この海溝の深海に生息する生き物たちは人類にまだ研究されたことがない。
③この海溝の深海に一時滞在する者たちは人類にまだ研究されたことがない。
④この海溝の深海住民は人類にまだ研究されたことがない。
②。inhabitantsは人間だけでなく、ある場所に継続的に根付いて存在する生物全般を指せる。deep-seaという文脈から人間ではなく深海生物のことだとわかる。①は文脈に合わず、③は「一時滞在」とあるがinhabitantは定住・定着のニュアンスを持つため不適切。④の「深海住民」は不自然な日本語で、生物への適用を見落としている。
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