gift
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
giftのコアイメージは「対価なしに与えられるもの」です。人から人への「贈り物」はその典型ですが、このイメージは「神や自然から与えられた才能・恵み」にも広がります。努力して手に入れたものではなく、もともと備わっているもの・授けられたものというニュアンスが根底にあります。日本語の「ギフト」は主に有形の贈り物を指しますが、英語のgiftは目に見えない能力や資質にも使われます。また、gifted(才能ある)という形容詞も同じコアイメージから生まれています。「無償で与えられた特別なもの」というコアを意識することで、文脈に応じた訳語を自然に導き出せるようになります。
2意味一覧
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名
贈り物、プレゼント
対価なしに人から与えられる有形のものというコアイメージの最も基本的な表れ。金銭的なやり取りなしに渡されるものだからこそ「贈り物」となる。 -
名
才能、天賦の資質
努力で習得したスキルではなく、生まれながらに神や自然から「与えられた」能力というイメージ。「a gift for music(音楽の才能)」のように使われる。 -
名
恩恵、賜物(神・自然からのもの)
人間より上位の存在から無償で授けられるものというコアイメージの延長線上にある意味。「a gift from God(神からの贈り物)」などの表現に表れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「才能」の意味を見落としがち。英文でgiftが出てきたとき、文脈を無視して常に「贈り物」と訳してしまうミスが多い。特にhave a gift for 〜(〜の才能がある)という表現は頻出なのでセットで覚えること。
talentとの混同に注意。talentは努力や訓練で磨かれる「技能・才能」のニュアンスが強いのに対し、giftは生まれつき与えられた「天賦の才」という意味合いが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| present | 「贈り物」の意味ではほぼ同義だが、presentはよりカジュアルで日常的な贈り物に使われる。giftの方がやや格式があり、才能・恩恵の意味はpresentにはない。 |
| talent | どちらも「才能」を意味するが、talentは努力や経験で伸びる能力というニュアンスを含む。giftは生まれながらに授けられた資質という意味合いが強い。 |
| blessing | 神や運命から与えられた恩恵という点でgiftと重なるが、blessingは宗教的・精神的な祝福のニュアンスが強く、才能の意味では使われない。 |
対義語: curse(呪い、不幸)、punishment(罰)
6派生語・関連語
7コロケーション
- have a gift for 〜(〜の才能がある)
- give a gift(贈り物をする)
- a gift from God(神からの贈り物、天の恵み)
8確認テスト
“His ability to connect with people is truly a gift.”
① 彼の人とつながる能力は、本当に贈り物だ。
② 彼の人とつながる能力は、本当に天賦の才だ。
③ 彼の人とつながる能力は、本当にプレゼントだ。
④ 彼の人とつながる能力は、本当に努力の結晶だ。
②。この文では「有形の贈り物」ではなく、生まれながらに授けられた資質としてのgiftが使われている。コアイメージ「無償で与えられたもの」が目に見えない能力(才能・天賦の資質)に適用された例。①・③は有形の贈り物に引きずられた誤訳で文脈に合わず、④はgiftのコアイメージ(努力ではなく与えられたもの)と正反対のニュアンスになってしまう。
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