injury の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

injury

/índʒ(ə)ri/
【名】負傷、傷害、損害、侮辱

重要度
6/23
ⓘ 重要度とは
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中学レベル

1コアイメージ

injury の核心
「正当な状態を壊す侵害」

injuryの語源はラテン語の「in-(否定)+jus/juris(法・正義・正当な権利)」で、「正当であるべき状態が損なわれること」というコアイメージを持つ。身体が本来あるべき健康な状態を壊されれば「負傷・傷害」、財産や権利が侵されれば「損害」、名誉や尊厳が傷つけられれば「侮辱」となる。どの訳語になる場合も、「あるべき正常な状態が何らかの力によって不当に壊される」という感覚が根底にある。日本語の「けが」より対象が広く、物理的なものに限らず精神的・社会的な「ダメージ」全般をカバーする点が特徴的。

2意味一覧

  • 名詞
    負傷、けが(身体的な傷)
    身体という「あるべき正常な状態」が破壊されること。スポーツや事故など、最もよく使われる用法。
  • 名詞
    傷害(法的・公的文脈での身体・精神への被害)
    権利・尊厳として保護されるべき心身が侵害されるというコアイメージが法律用語と直結する。
  • 名詞
    損害、被害(財産・利益などへの打撃)
    財産や利益という「正当に保持すべきもの」が不当に傷つけられること。
  • 名詞
    侮辱、名誉毀損(精神的・社会的なダメージ)
    名誉や尊厳という「あるべき正当な評価・地位」が傷つけられるという侵害のイメージから来る。add insult to injury(踏んだり蹴ったり)という慣用句で頻出。

3例文

In the basketball game, I got an ankle injury.
バスケットボールの試合で、足首を負傷した。
身体的な「あるべき状態の破壊」→「負傷・けが」
The company had to pay compensation for the injury caused to the local environment.
その会社は地域環境に与えた損害に対して補償金を支払わなければならなかった。
保護されるべき環境が侵害される→「損害・被害」
To add insult to injury, he was also blamed for the accident that wasn’t his fault.
踏んだり蹴ったりなことに、彼は自分のせいでもない事故まで責められた。
慣用句。insult(侮辱)に injury(さらなる打撃)を重ねるイメージ。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

woundとの混同に注意。woundは刃物や銃弾など「外力で皮膚・肉が切れた傷」に限定されるが、injuryはより広く「骨折・捻挫・打撲・内臓へのダメージ」なども含む。また、「精神的ショック」にはinjuryを使い、woundは比喩的に「心の傷」にも使える。

「侮辱」の意味を見落としがち。add insult to injury(泣き面に蜂/踏んだり蹴ったり)は大学入試頻出の慣用表現なので、insultsとセットで覚えておくこと。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
wound 刃物・銃弾など外的な力で「切られた・貫かれた」物理的な傷に限定。比喩的に心の傷にも使う。
damage 物・組織・機能などへの広範な「損傷・被害」。人体より物や抽象的なものに使われることが多く、複数形damagesは「損害賠償」を指す法律用語になる。
harm 身体・精神・利益などへの「悪影響・害」全般。do harm to〜の形で使われ、意図的かどうかを問わないが、injuryより広くゆるやかなニュアンスを持つ。
hurt 痛みや感情的なダメージを与える動詞・名詞として日常的に使われる。injuryより口語的で軽いニュアンス。

対義語: recovery、benefit

6派生語・関連語

7コロケーション

  • suffer an injury(負傷する・傷害を受ける)
  • serious / minor injury(重傷 / 軽傷)
  • add insult to injury(さらに侮辱を加える→踏んだり蹴ったり)

8確認テスト

次の英文の下線部 injury の最も自然な日本語訳はどれか。

“The new policy caused serious injury to the company’s reputation.”

① 負傷
② 侮辱
③ 損害
④ けが

▶ クリックして解答を表示
③ 損害。reputationは「評判・名声」という抽象的な「あるべき正当な価値」であり、それが不当に傷つけられているので「損害」が最も自然。①④は身体的な文脈の訳で不適切。②の「侮辱」は人への意図的な言動に使うため不自然。injuryのコアイメージ(正当な状態の侵害)は身体に限らず評判・財産・権利にも及ぶことをこの問題は問っている。


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