confuse
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
confuse のラテン語源 confundere は「con(一緒に)+ fundere(注ぐ・溶かす)」。つまり、本来は別々であるべきものを一緒に流し込んで境界を失わせるイメージです。これが「混同する(二つのものを区別できなくなる)」「混乱させる(頭の中の整理された情報がぐちゃぐちゃになる)」「わかりにくくする(話や状況の輪郭をぼかす)」という複数の意味を生んでいます。日本語の「混乱」「混同」はどちらもこの〈境界が溶けて区別できなくなる〉状態を指しており、受け身で使われる be confused は「頭の中が混ざり合ってしまった状態」=「困惑している・理解できない」を表します。
2意味一覧
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動詞
混乱させる・困惑させる
人の頭の中にある整理された考えを「溶かして混ぜてしまう」ことで、何が何だかわからない状態にするのがこの意味。be confused で「(自分が)混乱している・わからない」という状態を表す。 -
動詞
混同する(〜を…と取り違える)
二つの別々のものの境界を溶かして一緒にしてしまうイメージ。confuse A with B「AをBと混同する」の形でよく使う。 -
動詞
(問題・状況を)わかりにくくする・複雑にする
議論や状況の輪郭を「溶かして曖昧に」することで、本来シンプルなことを複雑にするニュアンス。confuse the issue「問題をうやむやにする」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
confuse と mistake は似ているようで違う。confuse A with B は「頭の中でAとBの境界が溶けて区別できない」状態、mistake A for B は「AをBだと誤認する(判断を間違える)」こと。confuse はプロセスの曖昧さ、mistake は結果としての誤りに焦点がある。
be confused は日本語の「混乱している」とは限らず、文脈によって「わからない」「腑に落ちない」「戸惑っている」など幅広く訳し分ける必要がある。「混乱している」と機械的に訳すと不自然になる場合が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| perplex | 複雑さや予想外の事態によって「どうすればいいかわからない」困惑感が強い。confuse より知的な「途方に暮れる」ニュアンスがある。 |
| bewilder | 突然の出来事や理解不能な状況に「圧倒されて茫然とする」感じ。confuse より感情的・衝撃的な戸惑い。 |
| muddle | 主にイギリス英語で使われ、「ごちゃごちゃにする・混乱させる」。confuse より口語的で、思考・計画がバラバラになるイメージ。 |
対義語: clarify、enlighten、distinguish
6派生語・関連語
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confused
形容詞
混乱した・困惑した・わかりにくい
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confusing
形容詞
(物事が)混乱を招く・わかりにくい
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confusion
名詞
混乱・困惑・混同
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confusingly
副詞
紛らわしいことに・わかりにくく
7コロケーション
- confuse A with B(AをBと混同する)
- be confused about ~(〜についてよくわからない・困惑している)
- confuse the issue(問題をうやむやにする・複雑にする)
8確認テスト
“His explanation only confused me more.”
① 彼の説明は私をさらに怒らせた
② 彼の説明のせいで私はさらに混乱した
③ 彼の説明は私を少し安心させた
④ 彼の説明は私をうんざりさせた
② が正解。confuse は「頭の中の整理をぐちゃぐちゃに溶かす」コアイメージを持つため、説明を聞いてもかえって理解できなくなった状態を表す。「怒り」「安心」「うんざり」はこのコアイメージと無関係。only と more が重なって「(説明したのに)余計にわからなくなった」という皮肉なニュアンスが出ている点も確認しよう。
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