medieval
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
medievalは、ラテン語のmedium(中間)とaevum(時代・時代)を組み合わせた言葉で、「中間の時代」=「中世」を意味します。具体的には西ローマ帝国崩壊(476年)からルネサンス・近代の始まり(15〜16世紀)までのヨーロッパ史の中間期を指します。コアイメージは「古くて現代とはかけ離れた、ヨーロッパ中世の雰囲気・性質」。そこから歴史的な「中世の」という意味だけでなく、「時代遅れで旧態依然とした・野蛮で前近代的な」というニュアンスにも拡張されます。現代の視点から中世を「暗黒時代」と見る西洋的感覚が根底にあり、単なる時代区分を超えて価値判断を含むこともあります。
2意味一覧
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形容詞
中世の、中世に関する
中間の時代(medius + aevum)というラテン語の語源そのままに、西ローマ帝国崩壊からルネサンスまでの時代を指す最も基本的な意味。 -
形容詞
時代遅れの、古風な、前近代的な
中世を「野蛮で遅れた時代」と見る欧米的感覚から派生し、現代の基準に照らして「ひどく旧式・粗野だ」と批判する文脈で使われる比喩的な意味。 -
形容詞
(非公式)残酷な、野蛮な
中世の処刑や拷問を連想させるイメージから、「あまりにも厳しすぎる・野蛮だ」という感情的な批判にも用いられる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「古風な(old-fashioned)」という訳語で覚えている場合、歴史的文脈(中世ヨーロッパの事物を説明する場面)と比喩的批判文脈(旧態依然・野蛮)を混同しやすい。文脈が批判的かどうかを判断する習慣をつけよう。
ancient(古代の)と混同しやすいが、medievalは主に5〜15世紀のヨーロッパ中世を指す。古代ギリシャ・ローマ・エジプトにはancientを使い、medievalとは使い分けること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ancient | 古代(ギリシャ・ローマ以前〜古代末期)を指し、medievalより前の時代。medievalほど「野蛮」という批判的ニュアンスは強くない。 |
| archaic | 「ひどく時代遅れ」という批判的ニュアンスはmedievalと近いが、特定の歴史的時代と結びつかず、言語・制度・慣習などが「廃れた」ことを指す場合に多用される。 |
| antiquated | 「時代遅れで使い物にならない」という意味で批判的だが、medievalのように「野蛮・残酷」という強い感情的ニュアンスは薄い。 |
| old-fashioned | 単に「流行遅れ・旧式」を表し、批判的ニュアンスはmidievalより穏やか。残酷さや野蛮さの含意はない。 |
対義語: modern、contemporary、up-to-date
6派生語・関連語
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medievalism
名詞
中世風の様式・精神・慣習;中世趣味 -
medievalist
名詞
中世研究者;中世趣味の人 -
medievally
副詞
中世的に;時代遅れなやり方で
7コロケーション
- medieval castle(中世の城)
- medieval Europe(中世ヨーロッパ)
- medieval attitude / practice(時代遅れの態度・慣習)
8確認テスト
“Critics called the new law absolutely medieval, saying it punishes the poor for simply being poor.”
① 中世的な
② 時代遅れで野蛮な
③ 古風で美しい
④ 歴史的に重要な
② 時代遅れで野蛮な。批判(Critics called…)という文脈と、「貧しいだけで罰する」という非人道的な内容から、ここでのmedievalは歴史的な時代区分ではなく「前近代的で残酷だ」という批判的な比喩表現。①は歴史的な中世の話ではないため不自然、③④は文脈と合わない。
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