disorder
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
disorderのコアイメージは「order(秩序・正常な状態)が dis-(否定・欠如)された状態」です。orderには「整然とした並び」「正常に機能している状態」という意味があり、disorderはそれが失われていることを指します。社会レベルで秩序が崩れれば「混乱・騒動」、身体や精神レベルで正常な機能が失われれば「障害・疾患」、物理的な配置が乱れれば「無秩序・乱雑さ」となります。どの訳語も「あるべき正常な状態からのずれ・乱れ」というひとつのコアイメージから自然に導かれます。
2意味一覧
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名詞
混乱、無秩序、騒動
社会や集団レベルで「あるべき秩序(order)」が失われた状態。デモや暴動など、集団的な乱れを指すことが多い。 -
名詞
(身体・精神の)障害、疾患
身体や精神が「正常に機能すべき状態(order)」から外れていること。医学用語として頻出で、diseaseより機能的・心理的な乱れに使われやすい。 -
名詞
乱雑さ、散らかった状態
物の配置という「秩序」が失われた物理的な状態。日常的な使い方として見落とされがちだが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
disorderとdiseaseを混同しがち。diseaseは細菌やウイルスなど明確な原因による「病気」、disorderは機能や構造の「乱れ・障害」で、精神・神経系の疾患(eating disorder、autism spectrum disorder など)に使われることが多い。
「disorder=病気」と単純に覚えると、混乱・乱雑さの意味を見落とす。文脈が社会的・物理的な場合は「騒乱」「乱雑」と訳すべきで、medical文脈のみ「障害」となる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| chaos | 完全な無秩序・大混乱を強調する語で、disorderより深刻かつ劇的なニュアンス。医学用語としては使わない。 |
| disease | 特定の原因(病原体など)がある「病気」全般。disorderより身体的・器質的な病気に使われ、精神疾患や機能障害には使いにくい。 |
| confusion | 主に「頭の中の混乱・混同」を指し、社会的混乱には使いにくい。disorderより個人の認知・思考レベルの乱れ。 |
| disturbance | 一時的な「乱れ・妨害」のニュアンスが強く、disorderより表面的・短期的な混乱を指すことが多い。 |
対義語: order、harmony
6派生語・関連語
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disorderly
形容詞
無秩序な、乱暴な、品行の悪い -
disordered
形容詞
乱れた、機能が正常でない -
order
名詞
秩序、順序、命令(disorderの対義語的語根)
7コロケーション
- mental disorder(精神障害)
- eating disorder(摂食障害)
- civil disorder(市民的騒乱)
8確認テスト
“Soldiers were called in to restore order after the disorder in the capital.”
① 首都での疾患を受けて、兵士たちが治療のため派遣された。
② 首都での混乱を受けて、兵士たちが秩序を回復するために呼ばれた。
③ 首都の乱雑な状態を受けて、兵士たちが掃除するために呼ばれた。
④ 首都での障害を受けて、兵士たちがリハビリ支援のため派遣された。
②
文脈は「兵士の派遣」「秩序の回復(restore order)」という社会的・政治的な場面。この場合のdisorderは「社会の秩序(order)が失われた状態」=「混乱・騒乱」を指す。①④は医療文脈の「疾患・障害」で不適切。③の「乱雑」は物理的散らかりの意味で、兵士派遣とは文脈が合わない。
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