illegal
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
illegalは接頭辞「il-(not)」+「legal(法的な)」で成り立つ。コアイメージは「法律という正式なルールの枠からはみ出している」こと。単に「ダメなこと」ではなく、「法律・規則という明確な基準に照らして逸脱している」という客観的な状態を指す。道徳的に悪い(evil / wrong)とは区別されており、法律が存在する社会制度の中で、その基準を満たしていない行為・物・状態に使われる。スポーツのルール違反や入国資格を持たない移民など、「制度上の規定から外れている」という文脈でも幅広く使われる点が特徴的。
2意味一覧
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形容詞
違法の、不法の
法律という明確なルールの枠を越えている状態。刑法・民法などの成文法に反する行為や物を指す。 -
形容詞
(スポーツ・競技などの)規則違反の、反則の
「法律」に限らず、公式に定められたルール全般の枠を越えていることを指すため、ゲームや競技の規則違反にも使われる。 -
形容詞
(移民・滞在が)不法の、無許可の
入国・在留資格という制度上の基準から外れている状態を表す。「illegal immigrant(不法移民)」は頻出の用法。 -
名詞(口語)
不法入国者、不法滞在者
形容詞が名詞化されたもの。「法的な資格の枠外にいる人」というコアイメージがそのまま名詞として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「illegal(違法)」と「immoral(不道徳)」を混同しないこと。illegalは法律・規則という客観的基準に照らした判断であり、道徳的善悪とは別次元の話。たとえば「legal but immoral(合法だが不道徳)」という表現が成立するように、両者は必ずしも一致しない。
「unlawful」との違いに注意。illegalはより一般的・口語的で「法律の条文に明示的に違反している」ニュアンスが強く、unlawfulはやや書き言葉的で「法的根拠がない・法律に認められていない」という幅広い意味を持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| unlawful | やや書き言葉・法律文書で用いられる。「法の認可を受けていない」という意味合いが強く、illegalより広い概念をカバーする。 |
| illicit | 法律だけでなく、社会的・道徳的に認められていないという含意も伴う。「illicit affair(不倫)」のように、法的には問題なくても社会通念上許されないことにも使える。 |
| criminal | 刑事犯罪に該当するという意味で、illegalよりも重大性・刑罰との結びつきが強い。民事上の違反にはcriminalは使わない。 |
| prohibited | 禁止されているという状態を指し、法律のほか規則・条例など禁止の根拠が明示・暗示される。illegalより中立的でフォーマルな響き。 |
対義語: legal、lawful、legitimate、licit
6派生語・関連語
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illegally
副詞
違法に、不法に -
illegality
名詞
違法性、不法行為 -
legal
形容詞
合法の、法的な(反意の語幹)
7コロケーション
- illegal immigrant / immigration(不法移民/不法入国)
- illegal activities(違法行為)
- declare ~ illegal(〜を違法と宣言する)
8確認テスト
“The referee stopped the match after the player made an illegal move.”
① その選手が違法行為をしたため
② その選手が反則をしたため
③ その選手が犯罪を犯したため
④ その選手が不道徳な行為をしたため
② 「その選手が反則をしたため」が正解。illegalのコアイメージは『公式に定められたルールの枠を越えた状態』であり、法律に限らずスポーツの競技規則にも使われる。ここでは刑法違反(①③)でも道徳的問題(④)でもなく、試合中のルール違反(反則)を指している。
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