near
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
nearのコアイメージは「距離・隔たりが小さい」こと。これは物理的な空間だけでなく、時間・関係性・程度など、あらゆる「隔たり」に適用される。「家の近く」という場所的な近さはもちろん、「締め切りが近い」という時間的な近さ、「涙が出そうになった」という感情的・状態的な近さも同じコアから生まれる。日本語では「近く」「近い」「もうすぐ」「ほとんど〜しそう」など文脈次第で多様に訳されるが、根底には常に「何かとの隔たりが小さい」という一つのイメージがある。
2意味一覧
-
前置詞
…の近くに、…の近くで
空間的な隔たりが小さい状態。最も基本的なコアイメージの直接表現。 -
形容詞
近い、近くの
隔たりの小ささを属性として描写する用法。「the near future(近い将来)」のように時間的隔たりにも使える。 -
副詞
近くに、もうすぐ、ほとんど
隔たりの小ささを述べる副詞的用法。「nowhere near(全然〜でない)」のように程度的隔たりにも拡張される。 -
動詞
〜に近づく
隔たりがどんどん小さくなっていく動作。「The deadline is nearing.(締め切りが近づいている)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
nearは前置詞として使えるので、× near to my house ではなく ○ near my house が基本。ただし「近づく」という動きを伴う場合は close to のように to を使うことがある点に注意。nearlyとnearの違いも重要で、nearly(ほとんど)は副詞専用、nearは前置詞・形容詞・副詞・動詞と多品詞。
日本語の「近い」に引きずられて空間的な意味だけで覚えると、「near tears(今にも泣きそう)」「near the end of his career(キャリアの終盤に)」のような時間・状態的用法に対応できない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| close | closeはnearよりも「密着・緊密」のイメージが強く、感情的・関係的な近さを表すのに特に好まれる(close friend)。nearは中立的な距離感。 |
| nearby | nearbyは「すぐそこにある・近隣の」という意味で形容詞・副詞のみ。nearと違って前置詞としては使えない。 |
| adjacent | adjacentは「隣接している」という意味で、壁や境界を共有するほどの近さを示す。nearよりも客観的・地理的。 |
対義語: far、distant、remote
6派生語・関連語
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nearly
副詞
ほとんど、もう少しで(〜するところだった)
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nearby
形容詞・副詞
近くの、近くに
-
nearness
名詞
近さ、接近 -
nearest
形容詞(最上級)
最も近い
7コロケーション
- in the near future(近い将来に)
- near the end(終わりに近いところで)
- nowhere near(全然〜でない、〜にはほど遠い)
8確認テスト
“He came near to giving up on his dream.”
① 夢を諦めるという場所の近くに来た
② もう少しで夢を諦めるところだった
③ 夢を諦めることに近い態度をとった
④ 夢の近くに戻ってきた
② もう少しで夢を諦めるところだった。nearのコアイメージは「隔たりが小さい」こと。ここでは「夢を諦める」という状態との隔たりが極めて小さかった、つまり「もう少しでそうなりそうだった」という意味。near to doing という形で「もう少しで〜するところだった」を表す重要表現。
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