pants
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
pantsは元々「パンタロン(Pantaloon)」というヴェネツィアの道化師キャラクターが履いていた長ズボンに由来する。コアイメージは「脚全体を個別に包む筒状の衣類」。ただし、英米で意味が大きく異なる点が特徴的。アメリカ英語では「ズボン(長ズボン)」、イギリス英語では「下着のパンツ(ショーツ・ブリーフ)」を指す。日本語の「パンツ」はどちらの意味にもなり得るが、英語圏では文脈と国によって全く異なるものを指すため、この区別が重要。また動詞としては「ゼイゼイ息をする」という意味もある(犬が口を開けてハアハアする様子が語源)。
2意味一覧
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名詞(複数形)
【米】ズボン、長ズボン
アメリカ英語では「脚を個別に包む外側の衣類」として、腰から足首まで覆う長ズボン全般を指す。日常会話で最も頻出の意味。 -
名詞(複数形)
【英】下着のパンツ(ショーツ・ブリーフ)
イギリス英語では「脚を覆う最も内側の衣類」として、下着のパンツを指す。米英の違いを知らないと深刻な誤解を生む意味。 -
動詞
ハアハアと息をする、あえぐ
「激しく息が上下する」動作のイメージから。運動後や犬が口を開けて荒い呼吸をする様子を表す。pantとも言う。
3例文
4よくある間違い・注意点
【米英の大混乱】アメリカ人に「pants」と言えば外側のズボンだが、イギリス人に同じ言葉を使うと下着を指してしまう。逆にイギリスで「ズボン」を意味したい場合は「trousers」を使うと安全。旅行やライティングでは相手の国を意識しよう。
【日本語の「パンツ」との混同】日本語では「パンツ」がズボンと下着の両方に使われるため感覚的に混乱しやすいが、英語(特にアメリカ英語)でpantsは原則として外側のズボンを指す。下着には「underwear」「underpants」「briefs」「boxers」などを使い分けるのが無難。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| trousers | 主にイギリス英語で「ズボン(長ズボン)」を指す正式な語。アメリカ英語でも使えるがやや堅い印象。 |
| jeans | デニム素材のズボン(ジーンズ)に限定した語。pantsより素材・スタイルが特定される。 |
| slacks | ドレスパンツ・きれいめのズボンを指すことが多く、カジュアルなジーンズとは区別される。 |
| shorts | 膝上丈の短いズボン(ショートパンツ)。pantsが基本的に長ズボンを指すのに対し、shortsは丈が短い。 |
対義語: top、shirt
6派生語・関連語
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pant
動詞
ハアハアと息をする、あえぐ
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panting
形容詞・名詞
ハアハアしている(様子)、荒い息づかい -
underpants
名詞(複数形)
下着のパンツ(米英どちらでも通じる)
7コロケーション
- a pair of pants(ズボン一本)
- wear pants(ズボンをはく)
- pants pocket(ズボンのポケット)
8確認テスト
“Can you hand me my pants? I left them on the chair.”
(話者はアメリカ人)
①下着のパンツを取ってくれる?
②ズボンを取ってくれる?
③靴下を取ってくれる?
④スカートを取ってくれる?
②
アメリカ英語ではpantsは「(外側の)ズボン」を指す。椅子の上に置き忘れるのも、着替えの際にズボンを脱いで椅子にかけておくという日常的な場面として最も自然。イギリス英語なら下着(①)になるが、「アメリカ人の話者」という文脈から②が正解。
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