permanence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
permanenceのコアイメージは「時間が経っても変化・消滅せずに存在し続けること」。語源はラテン語の per-(完全に・ずっと)+ manere(留まる)であり、「ずっと留まり続ける」という根本的なイメージを持つ。単に「長い時間」というよりも、「変化への抵抗力・不変性」に重点がある。物理的な固定(外れない・動かない)にも、概念的・制度的な安定性(取り消せない決定、変わらぬアイデンティティ)にも使われる。日本語では文脈によって「永続性」「不変性」「恒久性」「固定性」と訳し分けることが多いが、どの場合も「変わらずそこにある」という核心は共通している。
2意味一覧
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名詞
永続性・永久性
「変化せずに留まり続ける」コアイメージがそのまま時間軸に投影され、「ずっと続く状態」を表す。 -
名詞
不変性・固定性
「変わらずそこにある」というコアから、物事が変更・除去・取り消しができない状態を指す。法律・制度・物理的な固着など、「動かしようがない確固たる状態」に使われる。 -
名詞
安定性・恒久性(心理的・社会的)
心理学では「object permanence(対象の永続性)」のように、存在が一時的に見えなくても消えたわけではないという認識を指す。「確かにそこにあり続ける」コアが心理・認知の文脈にも広がる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「permanence(名詞)」と「permanent(形容詞)」を混同しやすい。文中で主語・目的語の位置に来るときはpermanence、名詞を修飾するときはpermanentと使い分けること。
「永久」という訳から「永遠に続く」と強く解釈しすぎるのは誤り。実際には「簡単には変えられない・取り除けない恒久的な状態」という意味合いで使われることも多く、文脈によっては「固定的」「持続的」と訳す方が自然な場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| eternity | 永遠・果てしない時間そのものを指し、時間のスケールが主眼。permanenceは「変わらないこと」の性質が主眼で、必ずしも無限の時間を意味しない。 |
| durability | 物理的な「耐久性・丈夫さ」に焦点を当て、使用・摩耗に耐えることを指す。permanenceは変化・消滅への抵抗という抽象的な性質を指す場合が多い。 |
| stability | 「安定性」を意味し、揺れや変動がないことを指す。permanenceより状態の「持続」よりも「揺れなさ」にニュアンスが寄る。 |
| immutability | 「不変性」を意味するが、よりフォーマルで哲学・法律的な文脈で使われる。permanenceより変えることが原理的に不可能というニュアンスが強い。 |
対義語: transience(はかなさ・一時性)、impermanence(無常・非永続性)、temporariness(一時的であること)
6派生語・関連語
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permanent
形容詞
永続的な・恒久的な・固定した
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permanently
副詞
永続的に・恒久的に・取り返しのつかない形で
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impermanence
名詞
無常・非永続性(仏教哲学でも頻出) -
impermanent
形容詞
一時的な・変化する・無常の
7コロケーション
- a sense of permanence(安定感・永続感)
- the permanence of change(変化の恒久性)
- object permanence(対象の永続性:発達心理学用語)
8確認テスト
“The government sought to give permanence to the peace agreement by enshrining it in law.”
① 一時的な効力
② 法的な正当性
③ 恒久的な効力・固定性
④ 国際的な影響力
③ 恒久的な効力・固定性。permanenceのコアイメージ「変わらずそこにあり続ける状態」が、「簡単には覆せない・変更できない状態にすること」として表れている。法律に明記することで平和協定を「動かしようのない確固たるもの」にしようとしている文脈であり、①の「一時的」はコアイメージの真逆、②④はpermanenceが持つ意味とは異なる。
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