potent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
potentのコアイメージは「内側に強大な力が凝縮されている」状態です。ラテン語のpotens(力のある、できる)が語源で、powerと同じ語根を持ちます。外見は小さくても中身に強烈なエネルギーが詰まっているイメージで、薬なら「少量で体に強く作用する」、議論なら「聴く者の心を動かすほどの力がある」、人物なら「周囲に影響を及ぼすほどの実力・権力を持つ」という意味につながります。単なる「強い(strong)」と違い、その力が実際に効果を発揮する、あるいは発揮しうるというニュアンスが核心です。
2意味一覧
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形容詞
効能が強い、効き目が強い
薬や化学物質などが「凝縮された力」を持ち、少量でも体・物質に強く作用することを表す。最も頻出の用法。 -
形容詞
説得力のある、強い印象を与える
議論・象徴・言葉などが「聴衆や読者を動かす力を内包している」状態。論理的というより感情・判断に強く訴えかけるニュアンス。 -
形容詞
有力な、権力のある
人や組織が「他に影響を与えるだけの力を備えている」状態。政治・社会的な文脈で使われる。 -
形容詞
(アルコール・香りなどが)強烈な
飲み物や匂いが「感覚を強く刺激する力を持つ」状態。日常会話でも使われるが見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
powerfulとの混同に注意。powerfulは「実際に大きな力を行使している」スケール感を強調するのに対し、potentは「少量・短時間でも効果を発揮するほど凝縮された力を持つ」効率・濃度のニュアンスが強い。薬や議論など「質の高さ・密度」を表すときはpotentが自然。
「効能のある」という訳から医薬品にしか使えないと思いがちだが、potent symbol(強烈な象徴)、potent force(強力な勢力)など抽象的な文脈でも広く使われる点を押さえておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| powerful | 大きなスケールの力そのものを強調する。potentが「凝縮・密度・効果の確実性」に焦点を当てるのに対し、powerfulは「力量の大きさ」に焦点がある。 |
| effective | 「目的を達成できる・実際に効く」という結果に着目する語。potentは力の質・強度を表すが、effectiveは成果の達成を重視する。 |
| compelling | 「(人を)引きつけずにはおかない説得力」に特化した語。potentが力の凝縮を表すのに対し、compellingは相手を引き込む強制力的な魅力を指す。 |
| strong | 最も汎用的で広い語。potentは「少量・少ない要素でも確実に効果が出るほど強い」という絞り込んだ意味を持つ点で異なる。 |
対義語: weak、ineffective、powerless、feeble
6派生語・関連語
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potency
名詞
効能、効力、強さ、権力 -
potentially
副詞
潜在的に(potential=潜在的な、から) -
impotent
形容詞
無力な、(医学的に)機能不全の -
omnipotent
形容詞
全能の(omni-=すべて+potent)
7コロケーション
- potent drug / potent medicine(効き目の強い薬)
- potent symbol(強烈な象徴)
- potent argument(説得力ある議論)
8確認テスト
The image of the falling wall became a potent symbol of freedom for people around the world.
① 複雑な ② 広く知られた ③ 強烈な ④ 公式の
③ 強烈な。potentのコアイメージは「内側に大きな力が凝縮されている」状態。ここでは「崩れゆく壁」という映像が世界中の人々の感情や思想を強く動かすほどの力を秘めた象徴であることを表しており、「強烈な・力強い」が最も自然。①②④はpotentのニュアンス(凝縮された力による強い効果)を全く含まない。
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