pour
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
pourのコアイメージは「液体や物が(重力や勢いによって)連続的・大量にどっと流れ出る」こと。水をグラスに注ぐ場面が典型だが、「流れ出る」という本質は液体に限らない。人や車が場所から大量に押し出されたり、言葉や感情が堰を切ったように出てきたりする場面にも使われる。大切なのは「一定量をちょっとだけ」ではなく、「止まりにくい連続した流れ」というニュアンス。このイメージを掴めば、雨が土砂降りになる場面や、手紙に思いのたけを書き連ねる場面でもpourを使う理由が自然と理解できる。
2意味一覧
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動詞
(液体を)注ぐ、つぐ
液体が重力に従って連続的に流れ出るという、最も基本的なコアイメージの表れ。 -
動詞
大量に流れ出る・押し寄せる
液体でなくても「どっと止まらずに流れ出る」イメージが適用され、人や車・光などが大量に押し出る場面に使われる。 -
動詞
(雨が)土砂降りになる
雨粒が連続してどっと降り注ぐ様子はまさに「液体が大量に流れ出る」コアそのもの。It pours. で「土砂降りだ」の意味になる。 -
動詞
(感情・言葉を)あふれ出させる、まくしたてる
感情や言葉が堰を切ったように止まらず出てくる様子を液体の流れに例えたもの。pour out one’s heart(胸の内を打ち明ける)が典型表現。 -
動詞
(資金・労力を)大量に注ぎ込む
リソースを惜しみなく「流し込む」イメージ。pour money into~(~に大金をつぎ込む)の形でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
spillと混同しがち。pourは意図的に・コントロールしながら流す行為だが、spillは「うっかりこぼれてしまう」という意図しない場合に使う。牛乳をグラスに注ぐのはpour、牛乳をテーブルにこぼすのはspill。
It’s pouring. という表現を知らず雨の文脈でpourが使われているのに気づかないケースが多い。It’s pouring (rain). で「土砂降りだ」という意味になることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| spill | 意図せずにこぼれてしまうという偶発性・失敗のニュアンスがある。pourは意図的な流れ。 |
| flow | 流れる様子を表すが、穏やかにゆっくり流れるイメージ。pourの「どっと・勢いよく」という勢いのニュアンスはない。 |
| flood | 범濫するほど大量に溢れるイメージで、pourより極端に量が多く、しばしばネガティブな含意がある。 |
| stream | 細くまたは継続的に流れるイメージ。pourのような「一気に・どっと」という勢いより、持続的な流れに近い。 |
対義語: absorb、drain
6派生語・関連語
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pouring
形容詞・現在分詞
土砂降りの;注いでいる(pouring rain で「土砂降りの雨」)
7コロケーション
- pour money into ~(~に大金をつぎ込む)
- pour out one’s heart(胸の内をすべて打ち明ける)
- it pours(土砂降りになる)
8確認テスト
The government has been pouring billions of dollars into the new infrastructure project.
① 政府は新しいインフラ事業に何十億ドルもの資金を注ぎ込み続けている。
② 政府は新しいインフラ事業に何十億ドルもの資金をこぼし続けている。
③ 政府は新しいインフラ事業に何十億ドルもの資金を集め続けている。
④ 政府は新しいインフラ事業に何十億ドルもの資金を引き上げ続けている。
①。pourのコアイメージは「液体が連続して大量に流れ出る」こと。ここでは資金(money)という抽象的なものを、止めどなく流し込む様子に例えている。「注ぎ込む」という訳がコアイメージを正確に反映している。②のspillは「うっかりこぼす」、③④はpourの意味から外れている。
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