precaution
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
precautionは「pre-(前もって)」+「caution(注意・警戒)」から成る語。コアイメージは「悪いことが起きる前に、あらかじめ備えておく行動や措置」。単なる「注意」とは違い、まだ問題は起きていないが、将来のリスクを予測して今のうちに手を打つという先読みのニュアンスが核心にある。だから「警戒」「予防措置」「用心」など、文脈によって日本語訳は変わるが、どれも「事前の備え」というコアを持つ。safety precautionなら「安全対策」、take precautionsなら「予防措置を講じる」と訳すと自然で、受動的な「心配」ではなく能動的な「手を打つ」ニュアンスが重要。
2意味一覧
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名詞
(事前の)予防措置・用心・警戒
「前もって(pre-)注意(caution)する」という語源通り、リスクが現実になる前に取る具体的な行動・措置を指す。単なる心がけではなく、何らかの行動を伴うことが多い。 -
名詞
安全対策・防止策(特に複数形 precautionsで)
safety precautions(安全対策)やsecurity precautions(防犯措置)のように、組織や集団が体系的に講じる「事前の備え」の意味でも広く使われる。複数形が多いのはリスクに対して複数の手を打つというイメージから。
3例文
4よくある間違い・注意点
cautionとの混同に注意。cautionは「(その場での)注意・慎重さ」という現在進行的なニュアンスだが、precautionは必ず「事前・前もって」という時間的先取りの要素がある。例えば「Caution: wet floor(注意:床が濡れています)」は今まさに気をつける注意であり、precautionは使えない。
precautionは単なる「心配」や「不安」ではなく、具体的な行動・措置を伴う語。「心配する」はworryやconcernを使い、precautionは「○○という対策を取る」という行動文脈で使うのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| caution | その場での注意・慎重さ。時間的な「前もって」の要素は薄く、今この瞬間に気をつけるニュアンス。 |
| safeguard | 危険から守るための保護手段・保障措置。precautionよりも制度的・構造的な「守り」のニュアンスが強い。 |
| preventive measure | 「予防措置」の意味ではほぼ同義だが、よりフォーマルで医療・政策文脈で使われることが多い。 |
| provision | 将来の事態に備えた準備・手配。precautionがリスク回避の色合いが強いのに対し、provisionは備蓄や手配など広い準備全般を指す。 |
対義語: negligence(怠慢)、recklessness(無謀)
6派生語・関連語
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caution
名詞・動詞
注意・警告(する)
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precautionary
形容詞
予防的な・用心のための(例:precautionary measure 予防措置) -
cautious
形容詞
慎重な・用心深い
7コロケーション
- take precautions(予防措置を講じる)
- as a precaution(念のため・用心のため)
- safety precautions(安全対策)
8確認テスト
“The government took ( ) measures before the hurricane made landfall.”
① emergency
② precautionary
③ recovery
④ temporary
正解は②。precautionary は「事前の・予防的な」という形容詞で、コアイメージである「問題が起きる前に手を打つ」を表す。before the hurricane made landfall(上陸する前に)という時間表現とも一致し、被害が現実になる前に能動的に手を打つという precaution のコアが最もよく表れている。①③④はいずれも事後的・同時進行的な行動であり、pre-(前もって)の要素に反する。
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