racism の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

racism

/réɪsɪzm/
【名】人種差別主義

重要度
2/23
ⓘ 重要度とは
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1コアイメージ

racism の核心
「人種による優劣の信念体系」

「racism」のコアイメージは、「人種(race)によって人間の能力・価値・権利に差があるという信念と、それに基づく差別的な態度・行動・制度」である。単なる個人の偏見にとどまらず、社会構造・制度・イデオロギーのレベルにまで及ぶ概念である点が重要。語尾の「-ism」は主義・思想体系を意味するため、racism は「人種差別をよしとする思想の枠組み全体」を指す。個々の差別的発言や行為(racial discrimination)とは異なり、その背後にある信念体系や社会的構造にまで視野が広がる言葉である。現代英語ではとりわけ重みのある言葉として扱われ、政治・社会問題の文脈で頻繁に用いられる。

2意味一覧

  • 名詞
    人種差別主義(人種によって優劣があるという思想・信念体系)
    「-ism」が思想体系を示すため、単発の差別行為ではなく、それを正当化するイデオロギー全体を指す。「この世界観があるから差別行為が生まれる」という根っこの部分がコアイメージに直結する。
  • 名詞
    人種差別(制度・社会構造における不平等な扱い)
    個人の意識だけでなく、法律・慣習・制度が特定人種を不利に扱う「構造的人種差別(systemic racism)」を指す用法も非常に重要。社会全体の仕組みに組み込まれた差別という広い意味でも使われる。

3例文

They say that there is no more racism these days even though it is not the case.
実際はそうではないにもかかわらず、もう人種差別主義はないと最近は言われている。
「思想・信念体系としての人種差別主義」という意味が前面に出ている用法
Systemic racism remains deeply embedded in many institutions.
制度的な人種差別は、多くの社会機関に依然として深く根付いている。
個人の偏見ではなく、制度・構造レベルの差別を指す用法
He spoke out against racism after witnessing a hate crime.
彼はヘイトクライムを目撃した後、人種差別に対して公然と異議を唱えた。
具体的な差別行為の背景にある思想・体系全体に反対する文脈

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「racism(人種差別主義という思想体系)」と「racial discrimination(具体的な人種差別行為)」を混同しがち。racismはそういった行為を生み出すイデオロギーや構造そのものを指し、より広い概念。面接や論文でこの区別ができると評価が高まる。

日本語の「差別」という言葉は軽めのニュアンスでも使われるが、「racism」は英語圏では非常に重い言葉であり、慎重に使う必要がある。カジュアルな文脈での安易な使用は避けること。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
racial discrimination 具体的な差別的行為・扱いに焦点を当てた表現。racismが思想体系・構造を指すのに対し、こちらは個別の行為レベルを指すことが多い。
racial prejudice 「偏見(prejudice)」に重点を置いており、個人の心理的な先入観・思い込みを指す。racismよりも個人レベルのニュアンスが強い。
bigotry 人種に限らず、宗教・民族・性別などあらゆる偏狭な偏見・不寛容を指す広い語。racismより対象が広く、個人の頑固な差別意識に焦点が当たる。

対義語: equality(平等)、racial harmony(人種的調和)、inclusivity(包括性・多様性の受容)

6派生語・関連語

7コロケーション

  • fight against racism(人種差別主義と戦う)
  • systemic / institutional racism(制度的・組織的な人種差別)
  • combat / tackle racism(人種差別に取り組む・対処する)

8確認テスト

次の英文の下線部 racism の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“The company was accused of institutional racism after data showed that minorities were consistently passed over for promotions.”

① 人種的な偏見を持つ個人社員の存在
② 組織の仕組み・制度に組み込まれた人種差別
③ 会社の公式な人種差別宣言
④ 特定の人種を優遇する採用制度

▶ クリックして解答を表示
正解:②
「institutional racism(制度的な人種差別)」という表現は、個人の意識とは切り離されたレベルで、組織や制度の構造そのものが特定の人種を不利に扱う状態を指す。racismのコアイメージは「個人の発言・行為」ではなく「それを生み出す思想体系や構造」にあるため、昇進データという制度レベルの問題に適用されたこの文では②が最も自然。①は個人の偏見(prejudice)に近く、③・④は文脈と合わない。


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