reap
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
reapの原義は「鎌で穀物を刈り取る」こと。農業社会では、春に種をまき、秋に収穫するというサイクルが生活の根幹だった。ここから「自分が行った行為(種まき)の結果として生じたもの(実り)を受け取る」というコアイメージが生まれた。重要なのは、単に「もらう・得る」ではなく、必ず「過去の行為の結果として刈り取る」という因果の流れが内包されている点。良い努力には良い報酬が、悪い行いには悪い報いが返ってくるという文脈で頻繁に使われるのはこのためだ。
2意味一覧
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動詞
(穀物などを)収穫する・刈り取る
コアイメージそのもの。鎌で実った穀物を刈り取る農業的行為を直接指す。 -
動詞
(努力・行為の)成果・報いを受け取る
「種まき(行為)→刈り取り(結果の受領)」の比喩的拡張。自分がしたことの結果を回収するイメージ。 -
動詞
(悪い行いの)報いを受ける・しっぺ返しを食らう
reapは良い結果だけでなく悪い結果にも使える。「You reap what you sow.(自業自得)」のことわざが典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
「reap rewards / benefits」のように良い文脈でも使えるが、根底には必ず「過去の行為の結果を受け取る」という因果関係がある。単に「得る・もらう」を意味するgetやobtainとは異なり、因果の文脈なしに使うのは不自然。
「You reap what you sow.」は「自業自得」の意味で使われることが多いが、良い行いへの報酬にも使えることを忘れずに。sowとセットで覚えると理解が深まる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| harvest | 収穫という行為自体や収穫物に焦点。reapが「刈り取る動作」に近いのに対し、harvestはより広く「収穫のプロセス全体・収穫物」を指す。比喩的用法も両方あるが、harvestはやや中立的。 |
| gain | 単純に「得る・獲得する」の意味。因果関係の含意はreapほど強くなく、努力や行為との結びつきが必須ではない。 |
| obtain | 意図的な努力や手段によって「入手する」ことに焦点。過去の行為の結果として自然に返ってくるreapのニュアンスはない。 |
対義語: sow(種をまく)、invest(投資する・種をまく側の行為)
6派生語・関連語
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reaper
名詞
刈り取る人・刈り取り機。「the Grim Reaper」で「死神」の意味にもなる(命を刈り取る者) -
reaping
名詞・現在分詞
刈り取り・収穫(の行為)
7コロケーション
- reap the rewards(報酬を得る)
- reap the benefits(恩恵を受ける)
- reap what you sow(自業自得/善因善果)
8確認テスト
“After years of investing in research, the company finally reaped the fruits of its labor.”
① 研究に長年投資した後、会社はついに労働力の果実を植えた。
② 長年の研究投資の末、その会社はついに努力の成果を手にした。
③ 長年の研究投資の後、会社は果物の収穫を始めた。
④ 何年もの投資を経て、会社は労働者に果物を配った。
②が正解。reapは「過去の行為(種まき=years of investing)の結果を刈り取る」というコアイメージを持つ。「fruits of labor(労働の実り)」という比喩表現と合わさり、「長年の努力がようやく結実し、その成果を受け取った」という因果の流れを表している。①はsow(まく)と混同した誤り、③④は比喩を文字通りに誤解した選択肢。
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