repel
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
repelの語源はラテン語の「re-(後ろへ)+ pellere(押す・駆る)」。つまり「何かを力で後方へ押し返す」というのがコアイメージです。物理的な反発力(磁石の同極が退け合う)から、人を拒絶する・防虫スプレーが虫をはじく・不快感が人を遠ざけるという心理的・比喩的な使い方まで幅広く使われます。共通するのは「何かが近づいてきても、それを受け入れず外へ押し返す力が働く」というニュアンス。日本語の「はじく」「撃退する」「嫌悪感を抱かせる」などは、すべてこの「押し返す」というコアから派生した表現です。
2意味一覧
-
動詞
(物理的に)はじく・反発する
磁石の同極や水をはじく素材のように、物理的な力で「押し返す」コアイメージがそのまま現れている。 -
動詞
(攻撃・侵入などを)撃退する・追い払う
敵や害虫など近づいてくるものを「力で押し返して遠ざける」コアイメージの直接的な応用。 -
動詞
(申し出・提案などを)拒絶する・退ける
相手の働きかけを受け入れず「押し返す」ことで、拒否・拒絶の意味になる。 -
動詞
(人に)不快感・嫌悪感を抱かせる・気持ち悪くさせる
人の感情を「引き付ける」のではなく「遠ざける方向に押し返す」力を与えることで、嫌悪感を生じさせるニュアンスになる。
3例文
4よくある間違い・注意点
repelは「はじく・反発する」と「嫌悪感を抱かせる」の両方の意味を持つが、日本語では全く異なる訳語になるため、文脈を無視して一つの訳語で覚えると読み誤りやすい。コアの「押し返す」を意識すれば文脈から自然に訳が導ける。
repelとrejectはどちらも「拒絶する」と訳されることがあるが、rejectは「価値がないと判断して却下する」ニュアンスが強く、repelは「力で押し返す・受け入れない」という能動的な抵抗感が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| repulse | repelと非常に近いが、repulseは特に軍事的な撃退や強い嫌悪感に使われることが多く、よりフォーマルで激しいニュアンスを持つ。 |
| reject | 「拒絶する」点では共通するが、rejectは「不適切・不要と判断して却下する」知的な拒否であり、repelの持つ「物理的・本能的に押し返す」力強さはない。 |
| deter | 「遠ざける」意味では近いが、deterは「脅威や不安を与えて思いとどまらせる」心理的な抑止であり、repelの「直接押し返す」ニュアンスとは異なる。 |
対義語: attract、draw、invite
6派生語・関連語
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repellent
形容詞・名詞
(形)嫌悪感を与える・はじく性質の;(名)防虫剤・忌避剤(例:insect repellent) -
repulsion
名詞
反発・嫌悪;(物理)斥力 -
repulsive
形容詞
ひどく不快な・嫌悪感を催させる
7コロケーション
- repel an attack(攻撃を撃退する)
- repel insects(虫を寄せつけない・防虫する)
- repel water(水をはじく)
8確認テスト
“His arrogant attitude repelled his colleagues and left him isolated at work.”
① 彼の傲慢な態度は同僚たちを引きつけ、職場で孤立させた。
② 彼の傲慢な態度は同僚たちを遠ざけ、職場で孤立させた。
③ 彼の傲慢な態度は同僚たちを説得し、職場で孤立させた。
④ 彼の傲慢な態度は同僚たちを驚かせ、職場で孤立させた。
②。repelのコアイメージは「押し返して遠ざける」であり、ここでは傲慢な態度が人間関係における「引力」ではなく「斥力」として働き、同僚たちを心理的に遠ざけた(嫌悪・忌避させた)という意味になる。①は反対の意味で誤り、③④はコアのニュアンスを欠いている。
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