species
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
speciesのラテン語の語源はspecies(外見・様子)で、「見た目や特徴によって区分されたグループ」というイメージが根底にある。生物学では「同じ特徴を持ち、互いに交配できる生物の集団」を指す専門用語として定着しているが、本質的には「識別可能な共通の特徴によって他と区切られたまとまり」という意味合いを持つ。単数・複数同形(s がついても変わらない)という特殊な形も、「カテゴリ」としての性質を反映している。生物の「種」という訳が最も有名だが、広義では「種類・タイプ」という意味でも用いられる。
2意味一覧
-
名
(生物分類上の)種
共通の形態・遺伝子を持ち、他と区別される生物のまとまり。コアイメージ「特徴で区切られた集まり」がそのまま生物学の「種」という概念に対応している。 -
名
種類・タイプ
生物以外でも「識別できる共通の性質で区切られたまとまり」として、物事の種類・類型を指す場合がある。やや古風・改まった文脈で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
speciesは単数・複数同形の名詞。’one species’(1種)も’many species’(多くの種)もspeciesのまま変化しない。’specieses’や’specie’とするのは誤り(specieは貨幣鋳造という全く別の単語)。
kindやtypeと混同しがち。speciesは生物学的な「種」という分類概念に特化した語で、’a species of bird’のように使う。kindやtypeは日常的・一般的な「種類」に使うのが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| kind | 日常的な「種類・タイプ」を広く指す語。生物分類の意味はなく、’a kind of music’のように何にでも使える。speciesより格式が低い。 |
| type | 特定の特徴や機能で分類された「型・タイプ」。speciesより技術的・分類的な語感があるが、生物の種という専門的意味はない。 |
| genus | 生物分類における「属」。speciesの一段上の分類単位。複数の species をまとめたグループ。 |
対義語: individual(個体)、genus(属・より上位の分類)
6派生語・関連語
-
speciation
名
種分化(新しい種が生まれるプロセス) -
specific
形
特定の、具体的な(同語源:特定のものを「区別して指す」)
-
specimen
名
標本、見本(同語源:特徴を示す個体)
7コロケーション
- endangered species(絶滅危惧種)
- native species(在来種)
- invasive species(外来種・侵略的外来種)
8確認テスト
“Scientists have discovered a new species of deep-sea fish near the ocean floor.”
① 新しい種類の深海魚が発見された
② 新しい個体の深海魚が発見された
③ 新しい生息地の深海魚が発見された
④ 新しい群れの深海魚が発見された
①が正解。speciesは「共通の特徴で他と区別される生物のまとまり=種」を意味し、これまで記録されていない種が新たに確認されたという文脈に合う。②のindividualや④のgroupとは異なり、speciesは個体数ではなく「どの種カテゴリか」を問題にしていることを押さえよう。
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