substantial
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
substantialの語源はラテン語の「substantia(実体・物質)」。「sub(下に)+stare(立つ)」が語源で、「しっかりとした土台の上に立っている」イメージが核心にある。目に見えない概念ではなく、確かな実体・重みを持っているということを表す。これが「実在する(幻でなく本物として存在する)」「重要な(軽くなく、重みがある)」「たくさんの(量的に充分な実体がある)」「しっかりした(質的に揺るぎない)」といった多様な意味につながる。日本語で「相当な」「かなりの」「実質的な」などに訳されるが、すべての背景に「ずっしりとした実体感・手応え」がある。
2意味一覧
-
形容詞
かなりの、相当な(量・程度が大きい)
実体がしっかりあるほど、量や規模が充分であることを示す。「無視できない手応えのある量」というイメージ。 -
形容詞
重要な、重大な
軽くなく「重みのある実体」を持つものは、取り扱いを無視できない重要なものになる。 -
形容詞
実在する、実質的な
語源の「実体として立っている」に最も直接的につながる意味。名目だけでなく、本物の実体を持っているということ。 -
形容詞
頑丈な、しっかりとした(建物・構造物などが)
物質的な文脈では「土台がしっかり立っている」イメージがそのまま現れ、建物や素材の堅固さを表す。 -
形容詞
裕福な、資産のある(人が)
経済的な実体・土台をしっかり持っているという意味合いで、資産家や有力者を指す用法。やや改まった表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「実のある」という訳語を丸暗記すると、文脈によって「かなりの」や「しっかりした」になることに気づけない。訳語ではなく「ずっしりとした実体感」というコアイメージで覚えておくと、どの文脈でも対応できる。
significantと混同されがちだが、significantは「意味・サイン」に由来し「意味深い・注目に値する」ニュアンスが強い。substantialは「実体・量感」にフォーカスしており、measurable(測定可能)な規模の大きさを強調したいときはsubstantialが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| significant | 「意味・シグナル」が語源で、注目・関心に値するという意味合いが強い。数値や統計の「有意な」差など、意義の面が前面に出る。substantialは量的な実体感・規模の大きさを強調する点が異なる。 |
| considerable | 「よく考慮する必要があるほどの」が語源で、無視できない程度を表す点でsubstantialと近い。ただしsubstantialの方がより「ずっしりとした量感・手応え」を伴う。 |
| solid | 物理的・比喩的な「固さ・揺るぎなさ」を強調する。substantialが実体感・規模を含むのに対し、solidは質の堅固さに焦点が当たりやすい。 |
対義語: negligible、trivial、insignificant、flimsy
6派生語・関連語
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substance
名詞
実体、物質、内容、本質
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substantially
副詞
かなり、実質的に、大幅に -
substantiate
動詞
(証拠で)裏付ける、実証する -
unsubstantiated
形容詞
裏付けのない、根拠のない
7コロケーション
- substantial evidence(確かな証拠)
- substantial progress(著しい進歩)
- substantial amount of(かなりの量の〜)
8確認テスト
“The new policy has made a substantial difference in reducing carbon emissions.”
① 実在する
② 大幅な
③ 実のある
④ 裕福な
② 大幅な。この文脈では carbon emissions(炭素排出量)の削減に「測定できるほどの大きな手応え・実体ある変化」をもたらしたという意味。「大幅な」や「著しい」が最も自然。①「実在する」は存在の有無を問う文脈でないため不適切。③「実のある」は内容の充実度を表し、ここでは不自然。④「裕福な」は人の資産を表す用法であり、この文には合わない。コアイメージ「ずっしりとした実体感ある変化」から②が正解。
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