wireless
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
wirelessは「wire(電線・ケーブル)」+「-less(〜がない)」という構造を持つ形容詞です。コアイメージは「物理的なケーブルで繋がれていない状態」。電波・電磁波・赤外線などを媒介として信号をやり取りする技術全般を指します。英国では歴史的にラジオのことを「wireless」と呼んでいたほど、この概念は古くから使われてきました。現代ではWi-FiやBluetooth、携帯通信など、あらゆる「線なし通信」に使われます。日本語で「無線」と訳されますが、単に「コードがない」という物理的事実を強調するニュアンスがあり、「ワイヤレスイヤホン」のようにカタカナ語としても定着しています。
2意味一覧
-
形容詞
無線の、ワイヤレスの
「wire(ケーブル)がない(-less)」というコアイメージがそのまま「無線の」という形容詞用法になる。機器・通信・ネットワークを修飾して使われる。 -
名詞(主に英国英語・やや古風)
ラジオ(受信機)、無線通信
ケーブルを使わない通信手段=ラジオ放送を指したかつての用法。英国英語では現在でも口語的にラジオをwirelessと呼ぶことがある。 -
名詞(現代・口語)
Wi-Fi、無線LAN環境
「Do you have wireless here?(ここWi-Fiありますか?)」のように、無線インターネット接続環境そのものを指す現代的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「wireless」はあくまで「ケーブルがない」という意味であり、「電源コードがない(コードレス)」と「通信線がない(無線)」のどちらにも使えるが、現代では主にWi-FiやBluetoothなどの通信技術文脈で使われる。cordless(コードレス電話など)との使い分けに注意。cordlessは主に電源コードや電話線がないことを指す。
名詞用法(ラジオ・Wi-Fi)は文脈から判断する必要がある。「Do you have wireless?」はWi-Fiを尋ねているのか、ラジオを尋ねているのか、時代・地域背景で変わる点に要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cordless | 主に「電源コードや電話線がない」という意味合いが強く、家電製品(cordless phone:コードレス電話)に使われることが多い。wirelessより適用範囲が狭い。 |
| radio(形容詞的用法) | radio communicationのように「ラジオ電波を用いた通信」に限定されるニュアンス。wirelessはBluetooth・Wi-Fiなどより広い無線技術全般を指せる。 |
| untethered | 比喩的・文学的に「束縛されていない、繋がれていない」を意味する。wirelessより抽象度が高く、技術用語というよりも一般表現。 |
対義語: wired、cabled
6派生語・関連語
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wire
名詞・動詞
電線、針金;〜に配線する -
-less
接尾辞
〜がない(powerless, hopelessなど同パターン)
7コロケーション
- wireless network(無線ネットワーク)
- wireless connection(無線接続)
- wireless charging(ワイヤレス充電)
8確認テスト
“Excuse me, do you have wireless here? I need to send an urgent email.”
① 「無線機はありますか」
② 「Wi-Fiはありますか」
③ 「ラジオはありますか」
④ 「ケーブルはありますか」
② 「Wi-Fiはありますか」
【解説】「urgent email(緊急メール)を送りたい」という文脈から、インターネット接続環境を求めていることが分かる。現代英語でwirelessを名詞として単独で使う場合、カフェやホテルなどでのWi-Fi環境を指すのが自然。コアイメージ「ケーブルなしの通信環境」を文脈に当てはめると、ここではWi-Fi(無線LAN)以外の選択肢は不自然になる。
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