
特別企画|第一回共通テストの振り返り

共通テスト生物基礎の特徴(正式発表)
共通テスト生物基礎の「問題作成の方針」には下記のような記載がありました。
- 日常生活や社会との関連を考慮し、科学的な事物・現象に関する基本的な概念や原理・法則などの理解と、それらを活用して科学的に探究を進める過程についての理解などを重視する。
- 問題の作成に当たっては、身近な課題等について科学的に探究する問題や、得られたデータを整理する過程などにおいて数学的な手法を用いる問題などを含めて検討する。
ここからわかるのは、実験室での実験を想定した抽象的な問題ではなく、身近な事象を題材にした問題が多く盛り込まれる可能性があるということです。また、グラフやデータの読み取り問題、実験問題も増えることが予想されます。
ただし、こうした思考力を問う問題はセンター試験でも出題されていたため、安心してください。
参考:大学入試センター|大学入学共通テスト
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/index.html
共通テストの生物基礎の配点(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 配点:2科目100点(化学基礎、生物基礎、物理基礎、地学基礎から2科目選択)
共通テストの生物基礎の解答時間(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答時間:2科目60分
共通テストの生物基礎の解答方法(正式発表)
センター試験と変わりがないため、特に気にする点はありません。
- 解答方法:全問マーク式
共通テストの生物基礎の難易度(試行調査とセンター試験の比較)
試験 | 得点率 |
---|---|
第2回試行調査 | 51.2% |
センター試験本試験 | 66.3% |
試行調査では15ポイントほど得点率が低かったようです。本番では試行調査よりは少し簡単になるのではないかと予想しています。
ただし、理科基礎は平均点が毎年大きくブレるため、共通テストの平均点が何点になるか予想するのは大変困難といえます。
共通テストの生物基礎の出題形式(試行調査とセンター試験の比較)
試行調査ではセンター試験と同じく「語句や数値、正誤を選択させる問題」「語句や数値、正誤などの組合せ選択問題」の2パターンが出題されました。
共通テストの生物基礎対策
学校指定の「教科書傍用問題集」で基礎固め
理科基礎の対策は教科書傍用問題集を使うのが定石です。セミナー生物基礎、リードα生物基礎に載っている問題が自力で解けるようになれば40点台が取れる知識が身につきます。
センター過去問や共通テスト模試、予想問題集を
センター試験でも、思考力を問うような問題は数多く出題されています。そういった問題は解いておくとよいでしょう。
【2019年度】生物基礎(本試験)大問1問3
【2018年度】生物基礎(本試験)大問3問4
【2016年度】生物基礎(本試験)大問1問2
【2016年度】生物基礎(本試験)大問1問4 など
最終的には、共通テスト模試や予想問題集を使って形式に慣れておきましょう。
共通テストの生物基礎|予想問題集
Z会の共通テスト実戦模試を使うことをオススメします(下記詳細)
共通テストの生物基礎|直前対策
「【決定版】共通テスト生物基礎で9割取る対策・勉強法・参考書・問題集」に関するQ&A
- 共通テスト生物基礎の特徴は何ですか?
- 共通テスト生物基礎は、日常生活や社会との関連を重視し、基本的な概念や原理の理解を問う問題が多く出題されます。身近な事象を題材にした問題や、データを整理する数学的手法を用いる問題が含まれ、実験問題も増加する見込みです。
- 共通テスト生物基礎の配点はどうなっていますか?
- 共通テスト生物基礎の配点は、センター試験と同じく2科目で100点です。受験生は化学基礎、生物基礎、物理基礎、地学基礎から2科目を選択して受験します。
- 共通テスト生物基礎の解答時間はどのくらいですか?
- 共通テスト生物基礎の解答時間は、センター試験と同様に60分です。受験生はこの時間内に全問に解答する必要があります。
- 共通テスト生物基礎の解答方法は?
- 共通テスト生物基礎の解答方法は全問マーク式です。選択肢から正しい答えを選ぶ形式で、正確な知識と迅速な判断が求められます。
- 共通テスト生物基礎の難易度はどのように変化していますか?
- 共通テスト生物基礎の難易度は、試行調査で得点率が51.2%と低めでしたが、本番では少し簡単になると予想されています。理科基礎の平均点は毎年変動が大きいため、注意が必要です。
- 生物基礎の対策にはどの参考書が効果的ですか?
- 生物基礎の対策には、学校指定の教科書傍用問題集が効果的です。特に「セミナー生物基礎」や「リードα生物基礎」を使うことで、基礎知識をしっかりと固めることができます。
- 共通テスト生物基礎の模試や過去問はどのように活用すべきですか?
- 共通テスト生物基礎の模試や過去問は、形式に慣れるために活用すべきです。特に思考力を問う問題を解くことで、実践的な力を養うことができます。
- 共通テスト生物基礎の直前対策はどうすれば良いですか?
- 直前対策では、過去問や模試を繰り返し解くことが重要です。また、試験当日の心構えや注意点を確認し、リラックスして臨むことも大切です。
- 生物基礎の勉強法で重要なポイントは何ですか?
- 生物基礎の勉強法では、基礎知識の定着と問題演習のバランスが重要です。理解を深めるために、実際の問題を解くことで知識を応用する力を養いましょう。
- 共通テスト生物基礎の出題形式はどのようになっていますか?
- 共通テスト生物基礎の出題形式は、語句や数値、正誤を選択する問題と、組合せ選択問題の2パターンです。これにより、幅広い知識と応用が試されます。