terrible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
terribleの語源はラテン語の「terrere(恐怖で震わせる)」で、terrorやterrifyと同じ語根を持つ。コアイメージは「感覚・心を強烈に揺さぶり、震え上がらせるほどの強度」。もともとは「恐ろしい」という意味が中心だったが、現代英語ではその「圧倒的な強度」の部分が広がり、悪さの程度が極端に大きいこと全般を表すようになった。つまり「恐ろしい」も「ひどい」も「ものすごい」も、根っこは同じ《強烈さで感覚を圧倒する》というイメージ。文脈によっては怖さではなく、単純に「程度がひどい」「品質が最低」という意味で使われることが多い。
2意味一覧
-
形容詞
ひどい、非常に悪い
品質や状態が「震え上がるほど」の悪さに達している状態。日常会話で最も頻出の用法。 -
形容詞
恐ろしい、ぞっとする
語源に最も近い用法。感覚を恐怖で「震わせる」ほどの出来事や存在を表す。 -
形容詞
ものすごい、強烈な(悪い意味での)
強度が「圧倒的」であることを強調。a terrible storm(ものすごい嵐)のように、規模の大きさを表す。 -
形容詞
〔人が〕まったく駄目な、下手な(at ~が)
能力が「震え上がるほど低い」という発展的用法。I’m terrible at math(数学がまったくダメ)のように、技能の著しい欠如を表す。見落とされがちな重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
terribleを常に「恐ろしい」と訳してしまうのは危険。現代では「ひどい・最悪」という意味が圧倒的に多く、That’s terrible!は「それは恐ろしい」ではなく「それはひどい!」と訳すのが自然。文脈を優先することが大切。
terribleとhorribleは似ているが、horribleは「吐き気・嫌悪感」(horror=嫌悪)が根底にあり、物理的・感覚的な不快さが強い。terribleは「強度の悪さ・程度のひどさ」に焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| horrible | 「嫌悪・吐き気を催すほど」が根底にあり、感覚的・生理的な不快さを強調しやすい。terribleより感情的な反応が前面に出る。 |
| awful | もともと「畏敬の念を起こさせる」が語源で、口語ではterribleとほぼ同義に使われる。awfulはやや主観的・感情的な嫌悪感が強い印象。 |
| dreadful | 「恐怖・不安(dread)を起こさせる」が語源で、深刻・暗いニュアンスがやや強い。terribleより文語的・格式ばった響き。 |
対義語: wonderful、excellent
6派生語・関連語
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terribly
副詞
ひどく、非常に、恐ろしく(I’m terribly sorry=本当に申し訳ございません) -
terror
名詞
恐怖、テロ(terribleの語源と同じ)
-
terrify
動詞
恐怖で震え上がらせる
-
terrified
形容詞
恐怖でおびえた
7コロケーション
- a terrible mistake(ひどい間違い)
- terrible weather(最悪の天気)
- feel terrible(気分が最悪だ/ひどく申し訳なく思う)
8確認テスト
“She felt terrible about forgetting her friend’s birthday.”
① 彼女は友人の誕生日を忘れたことを恐ろしく思った。
② 彼女は友人の誕生日を忘れたことをひどく申し訳なく思った。
③ 彼女は友人の誕生日を忘れたためひどく体調が悪くなった。
④ 彼女は友人の誕生日を忘れたことをまったく気にしなかった。
②
「feel terrible about ~」は「~についてひどく申し訳なく・後ろめたく思う」という意味の重要表現。ここでのterribleは「恐ろしい(①)」でも「体調不良(③)」でもなく、罪悪感・後悔の感情が「震え上がるほど強烈」であることを表している。コアイメージ《強烈さで感覚を圧倒する》が感情の強度に適用された例。
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