biology
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
biologyはギリシャ語の「bios(生命)」と「logos(学問・言葉・理論)」が合わさった語。つまり「生命について体系的に論じる学問」がコアイメージ。単に「生物学」という学問分野を指すだけでなく、「ある場所・集団における生物のあり方(生態・植物相・動物相)」という意味にも広がる。たとえば「the biology of the Amazon rainforest(アマゾン熱帯雨林の生態)」のように、特定環境に存在する生き物の全体像や仕組みを指す用法もある。さらに「human biology(人体の仕組み)」のように、生命体そのものの構造・機能を指すこともある。「生命」という根底にある概念から、文脈に応じて訳語を柔軟に選ぶことが大切。
2意味一覧
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名詞
生物学(生命を科学的に研究する学問分野)
「生命(bios)を体系的に論じる(logos)」というコアから、生き物全般を科学的に扱う学問分野を指す最も一般的な用法。 -
名詞
生態・植物相・動物相(ある環境における生物のあり方全体)
「生命のあり方」というコアが特定の場所・環境に適用されると、そこに生きる生物群の総体や生態系を意味するようになる。 -
名詞
(人体・生物体の)生理的構造・仕組み
「生命の仕組みを論じる」というコアが個体レベルに絞られると、特定の生物や器官の機能・構造そのものを指す用法になる(例:human biology)。
3例文
4よくある間違い・注意点
「biology」を常に「生物学(学問)」とだけ訳しがちだが、「the biology of ~」という形では「~の生態」「~の生理的仕組み」を意味することが多い。文脈をよく見て訳語を選ぼう。
「biology」と「ecology(生態学)」を混同しやすい。biologyは生命全般を扱う広い学問で、ecologyはその中でも生物と環境の相互関係に特化した分野。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| life science | 「生命科学」と訳され、biologyよりも広く医学・薬学・生化学なども含む現代的な表現。biologyは伝統的な学問分野名として使われることが多い。 |
| ecology | 生物と環境の関係性(生態系)に焦点を当てた学問。biologyが生命全般を対象とするのに対し、ecologyは「どこで・何と関わって生きるか」に絞られる。 |
| natural history | 生物を観察・分類・記録するという古典的なアプローチ。biologyが科学的・実験的な側面を持つのに対し、natural historyは博物学的・記述的なニュアンスが強い。 |
6派生語・関連語
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biological
形容詞
生物学的な、生物の、生理的な(biological clock:体内時計)
-
biologically
副詞
生物学的に、生理的に -
biologist
名詞
生物学者 -
biome
名詞
バイオーム(大規模な生態系・生物群系)
7コロケーション
- study biology(生物学を学ぶ)
- major in biology(生物学を専攻する)
- human biology(人体の仕組み・人体生物学)
8確認テスト
“Researchers are fascinated by the remarkable biology of the tardigrade, which can survive in extreme conditions.”
① 生物学
② 生理的仕組み・生体構造
③ 植物相
④ 生物学者
② 生理的仕組み・生体構造。「the biology of ~」という形で特定生物(クマムシ)が続いており、「生命の仕組み」というコアが個体の体の構造・機能に絞り込まれている。①の「生物学」では文脈が不自然(クマムシについて学問分野全体を語るのは奇妙)。③の「植物相」は地域の植物群を指すため不適切。④は品詞が異なる。
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