local
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
localのコアイメージは「ある特定の場所(locus=ラテン語で『場所』)に限定・根ざしている」こと。「地元の」「地方の」という訳が代表的だが、根底にあるのは「広い世界ではなく、ここ・この範囲に属している」という感覚だ。だから「地元の警察」も「局所麻酔」も「各駅停車」も、すべて「広い範囲ではなく特定の限られた場所・区域に限定されている」という同じイメージから生まれている。「local」が使われたとき、「ここだけ・この範囲だけ」というニュアンスを意識すると、どんな文脈でも自然な日本語訳を導き出せる。
2意味一覧
-
形容詞
地元の、地方の、土地の
広域・全国ではなく「その場所・地域に根ざした」ことを表す最も基本的な用法。「local food(郷土料理)」「local news(地域ニュース)」なども同様。 -
形容詞
局所的な(医療・技術分野)
体全体や広範囲ではなく「特定の部位・箇所に限定されている」というコアイメージが医療用語に応用された形。「local anesthesia(局所麻酔)」が代表例。 -
形容詞・名詞
(鉄道・バスなどが)各駅停車の、各停(列車・バス)
「すべての停車場所(local stops)に止まる」という意味で、「限られた区間・各地点に対応している」コアイメージからの自然な拡張。 -
名詞
地元の人、地元民
「その場所に根ざした人」という意味で、旅行者・よそ者(outsider)の対義語として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「local」は必ずしも「田舎の」を意味しない。東京都内の「地元の商店街」もlocalと表現できる。regional(特定の広い地方・地域)と混同しやすいが、localはより狭い範囲・身近な場所を指す点に注意。
医療や情報工学の文脈で「local」が出てきたとき、うっかり「地元の」と訳してしまうのは典型的なミス。「local anesthesia(局所麻酔)」「local variable(局所変数)」など、専門分野では「局所の・限定された」が自然な訳になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| regional | localより広い「地方・地域」全体を指す。localが「この町・この街区」レベルなのに対し、regionalは「東北地方・関西地方」といった広域のイメージ。 |
| native | 「生まれ育った土地に由来する」という出自・起源のニュアンスが強い。localが「その場所に現在属している」のに対し、nativeは「そこで生まれ、そこが原点である」という感覚。 |
| domestic | 「国内の」という意味で使われる場合が多く、localより広い「一国内」のスコープ。 |
対義語: national、global、general(一般的・全身の)
6派生語・関連語
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locally
副詞
地元で、局所的に -
locality
名詞
場所、地域、所在地 -
localize
動詞
局限する、地域化する、(ソフトウェアを)ローカライズする -
location
名詞
場所、位置、所在地
7コロケーション
- local government(地方自治体)
- local anesthesia(局所麻酔)
- local train(各駅停車、普通列車)
8確認テスト
“The surgeon decided to use a local anesthetic rather than putting the patient under general anesthesia.”
① 地元の麻酔
② 局所麻酔
③ 地方の麻酔薬
④ 各駅停車の麻酔
② 局所麻酔。localのコアイメージは「広い範囲ではなく特定の箇所・区域に限定されている」こと。医療文脈では「全身(general)に対し、特定の部位だけに作用する」という意味になるため、「局所麻酔」が最も自然。「地元の・地方の」という訳は地理的文脈に限られる点を押さえておこう。
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