depth
/dépθ/
【名】深さ、奥行き、深み
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
depth の核心
「表面から遠ざかる距離・広がり」
depthのコアイメージは「表面・外側から内側・底へと向かう距離や広がり」です。deepの名詞形であり、物理的には水や穴の「深さ」ですが、このイメージが抽象的な領域にも広がります。色が「深み」を帯びる、人や作品が「奥深い」、学問の「造詣の深さ」——これらはすべて、表面だけでは届かない「より内側・より遠く」への広がりという同じ感覚から来ています。「奥行き」「深み」という日本語訳も、まさにこの「表面より向こうにある何か」を指しています。表面的・浅い状態の対極にあるもの、それがdepthです。
2意味一覧
-
名詞
(物理的な)深さ、深度
表面から底までの距離という最も直接的な使い方。「表面から遠ざかる物理的な距離」がコアイメージそのまま。 -
名詞
奥行き、奥の深さ
手前から奥へと向かう距離。空間的な「内側への広がり」もdepthで表せる。 -
名詞
深み、奥深さ(内容・思想・感情などの)
表面を超えた「より内側にある豊かさ・複雑さ」という抽象的な転用。作品・人物・議論が表面的でないことを指す。 -
名詞
(知識・理解の)深さ、造詣
表面的な知識でなく、より内側・核心まで到達した理解の度合い。depth of knowledge(知識の深さ)などで使う重要な用法。 -
名詞
(色・音の)深み、濃さ
色や音が表面的・薄いのではなく、豊かで重厚であるさまも「内側への広がり」として捉える。 -
名詞(複数形 depths)
深部、奥底、最も深いところ
the depths of the oceanで「海の深部」、the depths of despairで「絶望の底」。最も「表面から遠い場所」というコアイメージの極端な形。
3例文
The lake has a maximum depth of 50 meters.
その湖の最大水深は50メートルだ。
物理的な「表面から底までの距離」というコアイメージそのまま
Her essay showed remarkable depth of thought for a high school student.
彼女のエッセイは高校生にしては驚くほど思考の深みを示していた。
表面的な考えでなく「より内側まで届く思考」という抽象的な転用
Critics agreed that the novel, without any memorable characters or plot twists, lacked depth.
批評家はその小説に印象的な人物や思わぬ展開がなく、深みを欠くと同意した。
表面的な面白さしかなく、作品の「内側の豊かさ」が不足しているという批評
4よくある間違い・注意点
ここに注意
「深さ」と訳すべきか「深み」と訳すべきか迷いがちだが、物理的な測定値のときは「深さ(○メートル)」、抽象的・感覚的な文脈では「深み・奥深さ」とするとより自然。文脈で使い分けよう。
in depth(副詞句「深く、徹底的に」)やin-depth(形容詞「詳細な、徹底的な」)という重要表現を見落としがち。例えば an in-depth analysis は「詳細な分析」の意味で頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| profundity | よりフォーマルで哲学的・知的な「深遠さ」を指す。人の思想や作品の知的な深さに使われ、物理的な深さには使えない。depthより格調が高いニュアンス。 |
| intensity | 感情や色・音の「強さ・濃さ」に焦点。depthが「内側への広がり」なのに対し、intensityは「力の集中・強度」というニュアンスが強い。 |
| substance | 内容・実質の「充実度」に焦点。depthが「どれだけ奥まで届くか」なのに対し、substanceは「中身がちゃんと詰まっているか」というイメージ。 |
対義語: shallowness(浅さ、浅薄さ)、superficiality(表面的なこと)
6派生語・関連語
-
deep
形容詞・副詞
深い;深く -
deeply
副詞
深く、非常に(感情・程度に使いやすい) -
deepen
動詞
深める、深まる
-
in-depth
形容詞
徹底的な、詳細な
7コロケーション
- in depth(徹底的に、詳しく)── study a topic in depth
- depth of knowledge / understanding(知識・理解の深さ)
- out of one’s depth(手に負えなくて、自分の能力を超えて)
8確認テスト
次の英文の下線部 depth の最も自然な日本語訳はどれか。
“After years of study, she developed an impressive depth of knowledge in ancient history.”
① 知識の長さ
② 知識の量
③ 知識の深さ
④ 知識の広さ
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③「知識の深さ」が正解。depthのコアイメージは「表面から内側・核心へ向かう距離」であり、単なる知識の「量(amount)」や「広さ(breadth)」ではなく、物事の核心まで届いているかという質的な深さを表している。①「長さ」はlength、②「量」はamount、④「広さ」はbreadth/rangeに対応し、depthとは別概念。
③「知識の深さ」が正解。depthのコアイメージは「表面から内側・核心へ向かう距離」であり、単なる知識の「量(amount)」や「広さ(breadth)」ではなく、物事の核心まで届いているかという質的な深さを表している。①「長さ」はlength、②「量」はamount、④「広さ」はbreadth/rangeに対応し、depthとは別概念。
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