worry
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
worryの語源は古英語の「wyrgan(絞め殺す、引き裂く)」に由来し、犬が獲物の喉元に食らいつき、ぶんぶん振り回すイメージがあります。つまり「悪い可能性が頭から離れず、ずっと心を揺さぶり続ける」状態がコアイメージです。自動詞では「自分が心配でたまらない(頭が引っ張られている)」、他動詞では「誰かの心を引っ張り続けて不安にさせる」となります。名詞として使われるときは「心をつかんで離さない悩み・心配事」そのものを指します。一時的な恐れ(fear)と違い、worryは繰り返し頭をよぎり続ける慢性的な不安感が特徴です。
2意味一覧
-
動(自動詞)
(自分が)心配する、くよくよ悩む
悪い可能性が頭に食らいつき、離れない状態。自分の思考が引き回されているイメージ。 -
動(他動詞)
〜を心配させる、悩ませる、不安にさせる
何かが他者の心をつかんで揺さぶり続ける、つまり「相手の心を引っ張り回す」イメージ。 -
名
心配、不安、悩み(の種)
「心をつかんで離さないもの」が名詞化したもの。具体的な悩みの種そのものを指すことも多い。 -
動(やや古風・文語)
〜をしつこく悩ませる、〔動物が獲物を〕咬んで引きずり回す
語源そのままのイメージで、物理的・精神的に「しつこく引きずり回す」感覚が残った用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
worry と be anxious の混同に注意。worryは「くよくよと繰り返し頭を占領される慢性的な不安」、anxiousは「緊張を伴う差し迫った不安や切望」というニュアンスの違いがある。また、worry about と worry over はほぼ同義だが、worry over は「じっくり思い悩む」感が強い。
他動詞として使うとき、「It worries me that…(〜が気になって仕方ない)」という構文を忘れがち。日本語に引っ張られて「I worry that…」と自動詞で書いてしまう誤りが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| be anxious | 差し迫った緊張感や強い切望を含む不安。worryより感情の強度が高く、身体的な緊張感を伴うことが多い。 |
| fret | 些細なことを過剰にくよくよ悩む感じ。worryより「小さなことをいちいち気にする」というネガティブなニュアンスが強い。 |
| concern | 客観的・理性的に「気にかける」感覚。worryのような感情的な引き回されるイメージは薄く、より穏やかで知的な関心を含む。 |
| bother | 「困らせる・煩わせる」という軽いニュアンス。worryほど深刻でなく、一時的な不快感に近い。 |
対義語: reassure(安心させる)、comfort(慰める)、relax(くつろがせる)
6派生語・関連語
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worried
形容詞
心配している、不安げな(例:a worried look 心配そうな表情) -
worrying
形容詞
心配させるような、不安を与える(例:a worrying trend 懸念される傾向) -
worrisome
形容詞
心配の種になる、悩ましい(やや文語的) -
worrier
名詞
くよくよ悩む人、心配性な人
7コロケーション
- worry about 〜(〜のことを心配する)
- It worries me that…(〜が気になって仕方ない)
- Don’t worry(心配しないで/大丈夫だよ)
8確認テスト
“The news about the earthquake worries me greatly.”
① 地震のニュースは私を大いに怒らせる。
② 地震のニュースは私を大いに驚かせる。
③ 地震のニュースは私をひどく不安にさせる。
④ 地震のニュースは私をひどく悲しませる。
③。worry の他動詞の用法で「〜を不安にさせる・心配させる」の意味。地震のニュースが心をつかんで離さない(引き回す)というコアイメージから、「不安にさせる」が最も自然。①の怒り(anger)、②の驚き(surprise)、④の悲しみ(sadden)はいずれも別の感情を表す動詞と混同しやすいが、worryは「慢性的な不安・心配」の感覚が核心にある。
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