collide
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
collide のコアイメージは「二つ(以上)のものが互いに向かい合うように勢いよくぶつかり合う」こと。接頭辞 col-(=com-「共に・互いに」)+ -lide(ラテン語 laedere「打つ・傷つける」)が語源で、「お互いに打ち合う」という双方向の衝突を含意している。物理的な衝突(車や天体)だけでなく、思想・利益・意見などが「真っ向からぶつかり合う」抽象的な衝突にも使われる。crush や hit が一方的にぶつかるイメージを持ちやすいのに対し、collide には「双方が動いていてぶつかる」ニュアンスが色濃い。
2意味一覧
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動詞
(物理的に)衝突する、ぶつかり合う
二つ以上の物体が互いに動いて激しくぶつかり合うコアイメージがそのまま現れた用法。車・船・天体など大きなものの衝突に使われやすい。 -
動詞
(意見・利益・考えが)相反する、対立する、衝突する
物理的衝突が比喩に転じ、思想や利害が「真っ向からぶつかり合う」状態を表す。双方が主張を持ってぶつかり合う「コアイメージの双方向性」がここでも生きている。 -
動詞
(文化・価値観などが)相容れずぶつかる
異なる価値体系や文化が接触し、なじまずに激しく摩擦する状況もcollideで表現できる。「混ざり合わずにぶつかる」イメージがポイント。
3例文
4よくある間違い・注意点
前置詞は collide with が正用法。例文にある collide into は口語的・非標準的な表現で、正式な英文では collide with を使うこと。受験では特に注意が必要。
crash との混同に注意。crash は「衝突して壊れる・大きな音がする」破壊的結末を強調するのに対し、collide は「互いにぶつかり合う」行為そのものにフォーカスする。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| crash | 衝突による破壊・大きな衝撃音を伴うニュアンスが強く、結果の惨状に焦点が当たる。collide より口語的でドラマチック。 |
| clash | 主に抽象的な衝突(意見・利害・スケジュールなど)や、激しい摩擦音を伴うぶつかり合いに使う。物理的衝突には collide の方が自然。 |
| conflict | 長期的・継続的な対立や闘争を指すことが多い。collide が「瞬間的なぶつかり合い」なのに対し、conflict は「持続する対立状態」。 |
対義語: avoid、dodge、harmonize
6派生語・関連語
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collision
名詞
衝突、対立(物理的・抽象的両方)
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collider
名詞
(物理学)粒子加速衝突装置(例:Large Hadron Collider)
7コロケーション
- collide with ~(〜と衝突する)
- collide head-on(正面衝突する)
- interests collide(利害が衝突する)
8確認テスト
In the heated debate, his libertarian ideals collided with her calls for stronger government regulation.
① 彼の自由主義的な理想は、彼女の強力な政府規制を求める声と一致した
② 彼の自由主義的な理想は、彼女の強力な政府規制を求める声と真っ向から対立した
③ 彼の自由主義的な理想は、彼女の強力な政府規制を求める声を補完した
④ 彼の自由主義的な理想は、彼女の強力な政府規制を求める声に完全に同化した
②
【解説】collide のコアイメージは「二つのものが互いに向かい合ってぶつかり合う」こと。ここでは物理的衝突ではなく、真逆の思想・主張が双方向にぶつかり合う「対立」を表している。「一致」「補完」「同化」はいずれも collide の「激しくぶつかり合う」双方向性のイメージと正反対のニュアンスのため不正解。
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