strategy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
strategyの語源はギリシャ語の「stratos(軍隊)+agein(率いる)」。もともとは「将軍の技術」を意味した軍事用語です。コアイメージは「目標達成のために、全体像を俯瞰した上で資源・手順・優先順位を設計する思考」。目の前の一手ではなく、最終的な勝利から逆算して道筋を組み立てる点が核心です。だからこそ「戦略」だけでなく、ビジネスの「経営戦略」や問題解決の「方略・アプローチ」まで幅広く使われます。場当たり的な対応や個別の手段(tactics)とは異なり、常に「より大きな目的のための設計図」というニュアンスが根底にあります。
2意味一覧
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名
戦略、大局的な計画
軍が勝利という目標から逆算して全体の作戦を設計する、という原義がそのまま残っています。政治・経済・スポーツなど、目標達成のための大きな枠組みを指します。 -
名
方略、取り組み方の設計
問題や課題に対して、どう立ち向かうか全体像を描くことを指します。「勉強の戦略」「交渉の戦略」など、軍事に限らず「大局的な方法論」として使われます。 -
名
(企業の)経営戦略
ビジネスでは特に「企業が長期的な競争優位を確立するための計画」という意味で頻出します。個別の施策ではなく、会社全体の方向性・資源配分を設計するものです。
3例文
4よくある間違い・注意点
strategy(戦略)とtactics(戦術)の混同に注意。strategyは「最終目標から逆算した大局的な計画全体」、tacticsは「その戦略を実行するための個別の手段・技法」です。例えばサッカーなら「シーズンを通して優勝を狙う計画」がstrategy、「次の試合でのフォーメーション」がtacticsです。
「対策」と訳したくなる場面でも、strategyは単なる応急処置ではなく「体系的・長期的な設計」を含意します。場当たり的な対処にはmeasureやresponseの方が適切な場合があります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| tactic | strategyが「大局的な戦略・設計図」であるのに対し、tacticは「その戦略を実現するための具体的な個別手段」。strategyの下位概念にあたります。 |
| plan | planは「何をいつやるか」という段取りや予定に焦点が当たる汎用語。strategyはそれより目的志向が強く、競争や困難を乗り越える「設計」というニュアンスを持ちます。 |
| approach | approachは「問題への取り組み方・切り口」という意味で、より柔軟・中立的なニュアンス。strategyほど大規模・長期的な含意はありません。 |
| policy | policyは組織や機関が継続的に従う「方針・規則」。strategyより固定的・制度的で、目標達成の設計よりも行動基準の意味合いが強いです。 |
対義語: improvisation(即興・行き当たりばったり)、tactic(個別戦術)
6派生語・関連語
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strategic
形容詞
戦略的な、戦略上の重要な -
strategically
副詞
戦略的に、戦略上 -
strategist
名詞
戦略家、策士 -
strategize
動詞
戦略を立てる、戦略的に考える
7コロケーション
- develop a strategy(戦略を立てる・策定する)
- long-term strategy(長期戦略)
- marketing strategy(マーケティング戦略)
8確認テスト
“After months of poor results, the coach completely changed his strategy for the championship.”
①その試合での選手の配置
②選手のメンタルトレーニング方法
③優勝を目指すための全体的な取り組み方針
④練習スケジュールの細かい調整
③。strategyのコアイメージは「最終目標(優勝)から逆算した大局的な設計図」です。①は個別の手段(tactics)、④は細部の調整(adjustment)に近く、②はstrategyの一部にはなりえますが、「完全に変えた」という文脈では全体的な方針転換を指すのが最も自然です。
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