abundant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
abundantのコアイメージは「波が打ち寄せるように、ものが溢れ出ている状態」です。語源はラテン語のabundare(溢れる)で、ab-(〜から)+unda(波)が合わさったもの。単に「多い(many/much)」ではなく、「必要以上に十分にある、あり余るほどある」というニュアンスがポイントです。そのため、単純な数量の多さだけでなく、「豊かさ・充足感」を伴う場面で使われます。食料、自然資源、才能、証拠など、目に見えるものから抽象的なものまで幅広く使えます。「足りない」という不安のまったくない、満ち溢れた状態こそがabundantの本質です。
2意味一覧
-
形容詞
豊富な、十分すぎるほどある
「波が溢れる」イメージそのままに、何かが必要量を超えてあり余るほど存在している状態を指す。 -
形容詞
〜に富んだ、〜が豊かな(abundant in 〜)
「〜という波がその場所に満ちている」というイメージで、ある特定のものがたっぷり備わっている対象を描写する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「多い(many/much)」と混同しがちだが、abundantは単なる数量の多さではなく「あり余るほど潤沢にある」という充足感がポイント。’There are many birds here.’(鳥が多い)とは違い、’Birds are abundant here.’は「鳥がふんだんに生息している」という豊かさを強調するニュアンス。
abundant in〜(〜に富む)という前置詞の使い方を覚えておくこと。日本語訳は「豊富な」で止まらず「〜に恵まれている」「〜が豊かな」と文脈に合わせて変化させることが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| plentiful | 必要な量が十分ある、という実用的な充足感に近く、abundantほどの「溢れ出る豊かさ」のニュアンスは薄い。 |
| rich | 「質的な豊かさ・充実感」を強調することが多い。a rich vocabulary(豊かな語彙)のように内容の濃さを示す場面でよく使われる。 |
| ample | 「十分すぎるほど広い・余裕がある」という意味合いが強く、空間や時間にも使える。abundantより「余裕」にフォーカスしたニュアンス。 |
| bountiful | 文語・詩的な表現で、「神や自然の恵み」を連想させる。abundantより格調高く、宗教的・文学的文脈で多用される。 |
対義語: scarce、sparse、scarce
6派生語・関連語
-
abundance
名詞
豊富さ、豊かさ(in abundance=たっぷりと)
-
abundantly
副詞
豊富に、十分すぎるほど(abundantly clear=非常に明白な) -
abound
動詞
(〜が)豊富に存在する、あふれている(abound in/with〜)
7コロケーション
- abundant evidence(十分すぎる証拠)
- abundant natural resources(豊富な天然資源)
- abundant in vitamins(ビタミンが豊富な)
8確認テスト
The results of the experiment made it abundantly clear that the new drug was effective.
① かろうじて明らかにした
② まったく明らかにしなかった
③ 疑いの余地なく明らかにした
④ ある程度明らかにした
③ 「abundantly clear」は「あり余るほど明白な」→「疑いの余地なく明らかな」という最上級に近い強調表現。abundantlyは形容詞を強める副詞としてもよく使われ、単なる「十分に」を超えた「これ以上ないほど」というニュアンスを持つ。①④は程度が弱すぎ、②は意味が逆。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。