relate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
relateのコアイメージは「2つのものの間に橋をかけてつなげる」こと。ラテン語のrelatus(re-=再び+latus=運ばれた)に由来し、「何かを別の何かに向けて運び届ける」という感覚が根底にある。AとBを「関連させる・関係づける」のも、出来事を「語り伝える」のも、また「共感する」のも、すべて「ある対象と自分の間に橋をかけてつながる」という同じイメージから生まれている。特にrelateto~という形で、物事同士をつなぐ矢印を意識すると意味が自然に理解できる。
2意味一覧
-
自動詞
関係する・関連する
relate to ~の形で「ある事柄へ橋をかけてつながる」イメージ。2つの対象が結びついている状態を表す。 -
他動詞
〜を関連させる・結びつける
能動的に2つの物事の間に橋をかける行為。relate A to B「AをBと結びつける」という形をよくとる。 -
他動詞
〜を語る・説明する・伝える
情報を相手に「届ける・運ぶ」という語源のイメージが直結。出来事や話を相手へと橋渡しするニュアンス。 -
自動詞
(感情的に)共感する・わかる・親近感を覚える
「自分の経験・感情と相手の状況を橋でつなぐ」イメージ。I can relate.「わかる、その気持ち」はこの用法で、口語で頻出だが見落とされがちな意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「関係する」という訳だけを丸暗記すると、I can relate.(共感できる)やrelate a story(話を語る)など、他の重要用法に対応できなくなる。「橋をかける」というコアイメージを持つことで、どの文脈でも意味を柔軟に読み取れるようになる。
relate to ~と relate with ~を混同しないこと。「関係する・共感する」にはrelate toを使うのが標準的。relate withは非標準または限定的な用法。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| connect | 物理的・機械的なつながりのイメージが強く、感情的な共感や話を語るという意味には使えない。relateより中立的。 |
| associate | 主に「頭の中で結びつける・連想する」という認知的なつながりに限定される。relateのように感情的共感や話を語る用法はない。 |
| narrate | 「語る・叙述する」の意味に特化した語。relateの「語る」用法と近いが、narrateはより文学的・正式な場面で使われる。 |
| empathize | 「共感する」に特化した語。relateのI can relate.より明示的に感情移入を表すが、relateの方が口語ではずっと自然。 |
対義語: disconnect、dissociate
6派生語・関連語
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relation
名詞
関係・関連;(複数形で)外交・人間関係
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relationship
名詞
(人と人・物事の間の)関係・つながり
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relative
名詞・形容詞
(名)親戚;(形)相対的な・関係する
-
related
形容詞
関連した・親戚の -
relatable
形容詞
共感しやすい・親近感を覚える -
correlation
名詞
相関関係(co-+relation)
7コロケーション
- relate to ~(〜に関係する/〜に共感する)
- closely related to ~(〜と密接に関連している)
- relate A to B(AをBに関連させる・結びつける)
8確認テスト
“Many teenagers find it hard to relate to the characters in classic literature.”
① クラシック文学の登場人物について語ること
② クラシック文学の登場人物と関係を持つこと
③ クラシック文学の登場人物に共感・親近感を持つこと
④ クラシック文学の登場人物を分析すること
③
【解説】relate to ~には「〜に共感する・親近感を覚える」という自動詞用法がある。「登場人物との間に橋をかけてつながれる」=「共感できる」というコアイメージが働いている。現代の10代の若者がクラシック文学の人物に感情移入するのが難しいという文脈で、③が最も自然。①の「語る」ならrelate the story aboutなど他動詞の形をとる。
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