advice
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
adviceのコアイメージは「自分より知識や経験のある者が、相手を良い方向へ導くために与える情報・意見」である。語源はラテン語の「ad(~へ向かって)+ visum(見る)」で、「こう見ると良いですよ」という視点の提供が根底にある。だからこそ単なる「意見(opinion)」とは異なり、相手の行動や判断を助けるという目的性が強い。医師が患者に「診察意見」を与える場面でも使われるのは、専門知識をもとに相手を導くという本質が同じだからだ。また重要なのが不可算名詞であること——「一つひとつのアドバイス」ではなく「導きという行為・情報の塊」として捉えるのが英語のネイティブ感覚である。
2意味一覧
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名詞(不可算)
助言・アドバイス
「より良い方向へ導く情報」というコアから、日常的な「アドバイス・助言」の意味が生まれる。行動や選択を助けるために与えられるという目的性が常に含まれている。 -
名詞(不可算)
忠告・警告的な助言
悪い方向へ進もうとしている相手をより良い方向に向け直すという導きのニュアンスから、「忠告」という強めの意味にもなる。 -
名詞(不可算)
(医師・専門家による)診察意見・所見
専門的知識を持つ医師や弁護士が、相手の状況を判断して「こうすべき」と導く行為もadviceの守備範囲。「medical advice(医師の意見・診察)」の形でよく使われる。 -
名詞(不可算)
(ビジネス・公式文書での)通知・報告
「情報を相手に向けて届ける」というコアから、商業・法律英語では「通知」「報告書」の意味でも使われる。見落とされがちだが上級英語では重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
adviceは不可算名詞なので「an advice」「advices」は誤り。「一件のアドバイス」と言いたいときは「a piece of advice」と表現する。日本語の「アドバイス」は数えられる感覚があるため注意が必要。
動詞形はadvise(ədváɪz)でスペルと発音が変わる。adviceのcは「s音」、adviseのsは「z音」という発音の違いも頻出の混同ポイント。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| suggestion | 「こうしたらどうか」という軽い提案のニュアンスで、導く方向性や目的意識はadviceより弱い。相手に従う義務感を与えない気軽な意見。 |
| recommendation | 「自信を持って強くすすめる」ニュアンス。専門家や経験者が特定の選択肢を支持する場合に使い、adviceより具体的な対象を指すことが多い。 |
| counsel | 法律・心理・宗教などの専門分野での深刻な相談・指導を指す格式張った語。adviceより重みがあり、継続的な関係性を含意することが多い。 |
| tip | 実用的で具体的な「コツ・ヒント」。adviceより軽くカジュアルで、日常の小さな場面での役立つ情報というニュアンス。 |
対義語: question、inquiry
6派生語・関連語
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advise
動詞
助言する、忠告する、通知する
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adviser / advisor
名詞
顧問、アドバイザー、相談役 -
advisory
形容詞・名詞
(形)顧問の、勧告的な/(名)注意勧告、情報提供 -
advisable
形容詞
望ましい、賢明な(=した方が良い)
7コロケーション
- give / offer advice(助言を与える)
- take / follow advice(助言に従う)
- a piece of advice(一つのアドバイス)
8確認テスト
「Before making any investment, you should seek professional financial advice.」
① 専門家の財務報告書
② 専門家の財務アドバイス・指針
③ 専門家への財務的な質問
④ 専門家との財務交渉
②が正解。adviceのコアイメージは「知識・経験のある者が相手をより良い方向へ導く情報・意見」であり、この文では投資という重要な判断に際して専門家(ファイナンシャルアドバイザーなど)に「どうすべきか導いてもらう」という意味。「報告書(①)」は具体的な文書の話であり、「質問(③)」や「交渉(④)」は方向性が逆(情報を求める・取り引きする側)でコアイメージと合わない。
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